聖児セミョーノフら“濃いキャスト”が立ち上げる、音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」開幕

聖児セミョーノフが主演を務める音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」が本日12月17日に東京・新宿FACEで開幕した。

「三文オペラ」は、劇作家のベルトルト・ブレヒトと作曲家のクルト・ヴァイルがタッグを組んで制作し、1928年に初演された音楽劇。今回は、聖児セミョーノフが同作を翻案し、地点の三浦基が演出、湯山玲子がプロデューサー・音楽監督を担当する。出演者には聖児セミョーノフのほか、秋吉久美子、もも（チャラン・ポ・ランタン）、大谷亮介、エミ・エレオノーラ、安部聡子、真洋、梅垣義明、星田英利、渡部豪太らが名を連ねた。

昨日16日に行われた会見に出席したメッキース役の聖児セミョーノフは「濃いキャラクターと、それを演じる濃いキャストが集まったと思うので、エネルギッシュに、“悪”も“生きる力”も表現できたらと思います」と意気込み、メッキースと結婚するポリー役のももは「お話もとても面白いんですけど、なんといっても音楽がとってもヘンテコりん。どこで聴いても心に迫ってくるようなヘンテコりんな音楽と全然違う声色、歌声が混じり合って、すごい舞台になるんじゃないかと楽しみにしています」と期待を語る。

主人公メッキースのかつての恋人ジェニー役を演じる秋吉は「ジェニーの可愛いところ、ヒドいところ、やばいところ、かわいそうなところ、全部演じられたらいいなと思っています」と述べ、ピーチャム商会のフィルチ役を務める星田は「すごくカオスな舞台なので、無茶苦茶感を楽しんでいただけたらいいなと思います！」とコメント。警視総監ブラウン役の渡部は「とてつもない演出をつけていただきました。身体とセリフが一体になることを許さない。ぜひ目撃しに来てください！」と観客に呼びかけた。

上演時間は約2時間50分。公演は12月21日まで。

音楽劇「三文オペラ 歌舞伎町の絞首台」

開催日程・会場

2025年12月17日（水）〜21日（日）
東京都 新宿FACE

スタッフ

原作：ベルトルト・ブレヒト「三文オペラ」
翻案：聖児セミョーノフ
演出：三浦基
演奏・編曲：大野由美子
プロデューサー・音楽監督：湯山玲子

出演

聖児セミョーノフ / 秋吉久美子 / もも（チャラン・ポ・ランタン） / 大谷亮介 / エミ・エレオノーラ / 安部聡子 / 真洋 / 梅垣義明 / 奥津裕也 / トースティー / 藤井レオナ / 松本実 / 星田英利 / 渡部豪太