m~m開館に向けたプロローグイベント開催、愛称に込めた思いが語られる

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港区立みなと芸術センターm~m「開館2年前 プロローグ・イベント」が、11月30日に東京・ニッショーホールで開催された。

「開館2年前 プロローグ・イベント」の「プロローグ・トークセッション」より。左から相馬千秋、サヘル・ローズ、箭内道彦、清家愛区長。 ©Yutaro Yamaguchi

「開館2年前 プロローグ・イベント」の「プロローグ・トークセッション」より。左から相馬千秋、サヘル・ローズ、箭内道彦、清家愛区長。 ©Yutaro Yamaguchi

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「開館2年前 プロローグ・イベント」の「コラボレーション・パフォーマンス」より、鈴木優人。©Yutaro Yamaguchi

「開館2年前 プロローグ・イベント」の「コラボレーション・パフォーマンス」より、鈴木優人。©Yutaro Yamaguchi [高画質で見る]

「開館2年前 プロローグ・イベント」の「コラボレーション・パフォーマンス」より、鈴木ヒラク。©Yutaro Yamaguchi

「開館2年前 プロローグ・イベント」の「コラボレーション・パフォーマンス」より、鈴木ヒラク。©Yutaro Yamaguchi [高画質で見る]

これは、2027年11月に開館予定の東京・港区立みなと芸術センターm∼m(むーむ)の開館に向けたイベント。イベントでは、サヘル・ローズ箭内道彦、清家愛港区長によるトークセッション、鈴木優人のピアノ演奏と鈴木ヒラクのドローイングによるコラボパフォーマンス、開館後の施設の雰囲気を体験できる谷口勝也によるVRエンタテインメント「バーチャルm~m」、市原佐都子による人形やぬいぐるみを使った演劇ワークショップ「m∼mで、も~も」、レゴ®認定プロビルダーの三井淳平によるレゴ®ブロックワークショップ、佐藤朋子と“地理人”を名乗る今和泉隆行がそれぞれ案内人を務めるウォーキングツアーが行われ、イベント参加者は延べ1200人となった。

劇場のイメージパース。

劇場のイメージパース。 [高画質で見る]

トークセッションでは港区立みなと芸術センター愛称選考委員会委員も務めた箭内が「m∼mという愛称の意味はそれぞれが自由に解釈すれば良いと思います。それはアートとの向き合い方のひとつであり、各々がそれぞれの感覚でこの名前を受け取ることが、まさにアート体験だと感じています」と説明。

清家は「社会が大きく変化するなかで、文化芸術は人と人をつなぎ、互いを理解しあうための大切な力を持っています。m∼mで、舞台を観る楽しみ、表現する喜び、誰かと感動や驚きなどを分かち合う時間を体験し、m∼mが人と人をつなぎ、共に生きる力になる場所になることを願っています」、みなと芸術センター開館準備室プログラム・ディレクターの相馬千秋は「以前開催したセンターのシンポジウムを通して、共生とは“砂浜”のように誰しもが好きなタイミングで出入りできる形が理想的だと考えるようになりました。そして劇場は、自分の想像力を違う場所や違う人に乗せられる場所であり、誰かの居場所でもあると思います」、ローズは「サヘルはペルシャ語で“砂浜”という意味なので、話を聞いて驚きました。“エンタメの持つ力”は人にとって必要なもの。紛争もなく、地雷に怯えることもなく、m∼mのように人が自由に集まれる新しい場所ができることは、決して当たり前のことではないと感じています」とそれぞれに思いを語った。

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港区立みなと芸術センターm~m「開館2年前 プロローグ・イベント」

開催日時

2025年11月30日(日) ※イベント終了。
東京都 ニッショーホール

※パースは完成予想図につき実際とは異なる可能性あり。

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