浜松町の新劇場、港区立みなと芸術センターm~mの開館に向けプロローグイベント開催

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東京・港区立みなと芸術センターm∼m(むーむ)の開館に向け、「開館2年前 プロローグ・イベント」が11月30日に東京・ニッショーホールで開催される。

港区立みなと芸術センターm~m「開館2年前 プロローグ・イベント」ビジュアル

港区立みなと芸術センターm~m「開館2年前 プロローグ・イベント」ビジュアル [拡大]

港区立みなと芸術センターm∼mは、2027年11月1日に開館予定の、浜松町駅直結の公立文化施設。東京都港区浜松町二丁目3番5号にて現在建設中の地下2階・地上46階の建物の、地上3階から9階にオープンする。客席数約600のプロセニアム形式の劇場、約100席の可動式観覧席を設えたコモンスペース、スタジオ、多目的ルームなどが備えられる。愛称の“m∼m(むーむ)”は公募によって決定した。

劇場のイメージパース。

劇場のイメージパース。 [拡大]

コモンスペースのイメージパース。

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スタジオのイメージパース。

スタジオのイメージパース。 [拡大]

「開館2年前 プロローグ・イベント」のプログラムには、サヘル・ローズ箭内道彦、清家愛港区長によるトークセッション、鈴木優人のピアノ演奏と鈴木ヒラクのドローイングによるコラボパフォーマンス、開館後の施設の雰囲気を体験できる谷口勝也によるVRエンタテインメント「バーチャルm~m」、市原佐都子による人形やぬいぐるみを使った演劇ワークショップ「m~mで、も~も」、レゴ®認定プロビルダーの三井淳平によるレゴ®ブロックワークショップ、佐藤朋子と“地理人”を名乗る今和泉隆行がそれぞれ案内人を務めるウォーキングツアーがラインナップされた。また、当日イベントに参加した感想やセンターへの思いをワールドカフェ形式で話せるスペースも設けられる。いずれも入場無料だが、一部プログラムは要事前予約となる。

またこのたび、同センターの主催事業のプログラムディレクターに、アートプロデューサー / キュレーターの相馬千秋が就任した。相馬は「m∼mに共振するすべての人たちと、まだ形なきm∼mを共に作っていきたいと思います」とコメントした。

相馬千秋コメント

2027年11月、港区浜松町に、みなと芸術センターm∼mが誕生します。建物はまだ建設中ですが、m∼mはモノや意味ではなく、目に見えない波動のように、すでにそこかしこに発生し始めています。
その波動は、「みなと」から陸路・空路・海路でつながる世界中の諸地域はもちろん、時空を超えた複数の時代や場所とも繋がっています。さらにm∼mは、分断に引き裂かれた現代にあって、守るべき人類の尊厳と自由、あらゆる生命や自然との調和の理念を、穏やかな波のように包容してくれるはずです。そこは砂浜のように、誰もが思い思いの振る舞いで過ごし、それぞれの方法で創造性を発揮する場になるに違いありません。
そんなm∼mに共振するすべての人たちと、まだ形なきm∼mを共に作っていきたいと思います。

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港区立みなと芸術センターm~m「開館2年前 プロローグ・イベント」

開催日時

2025年11月30日(日)
東京都 ニッショーホール

※パースは完成予想図につき実際とは異なる可能性あり。

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ペギ🔔🌸 @nica514

浜松町駅直結のところに新劇場できるって知ってた⁉︎⁉︎ https://t.co/w71F8fqQ0M

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