劇団民藝の田口精一が95歳で死去、最後の舞台は2022年の「レストラン『ドイツ亭』」

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劇団民藝の俳優・田口精一が、10月21日21:21に誤嚥性肺炎のため東京都内の病院で死去した。95歳だった。

田口精一

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田口は1930年、兵庫県神戸市生まれ。多摩美術大学を卒業後、1950年に東京演技アカデミー、1951年に劇団民藝附属演劇研究所に入所。1954年から同附属水品演劇研究所を経て、1959年に劇団民藝研究生、1964年に劇団員となった。初舞台は1952年の「巌頭の女」で、出演作は「夜明け前」「三年寝太郎」「アンネの日記」「白バラの祈り」など多数。新藤兼人監督作「原爆の子」、黒澤明監督作「天国と地獄」など、映画にも多く出演した。最後の舞台となったのは、長田育恵が脚本を手がけ、2022年に上演された「レストラン『ドイツ亭』」。同作の公演期間中に92歳の誕生日を迎えていた。

葬儀は昨日10月28日に家族葬にて行われた。喪主は長男の田口裕樹氏。

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