“禁欲と反復と増幅の演劇”、佐々木敦演出「だれか、来る」スタート

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批評家の佐々木敦が初めて演出を手がける「だれか、来る」が、9月19日に東京・SCOOLで開幕した。

「だれか、来る」より。(撮影:三野新)

「だれか、来る」より。(撮影:三野新)

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「だれか、来る」より。(撮影:三野新)

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「だれか、来る」は、ヨン・フォッセの戯曲。今回の上演版には、飴屋法水伊東沙保矢野昌幸が出演する。

「だれか、来る」より。(撮影:三野新)

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開幕に際し、佐々木は「わたしたちの『だれか、来る』は、禁欲と反復と増幅の演劇になりました。ノーベル文学賞作家ヨン・フォッセが、この戯曲にどんな含意を込めたのか、私にはわかりません。ただわれわれは、そこにある無数の謎を謎のまま取り出して、観客の目と耳の前に差し出そうと考えました。最大出力で」とコメントした。

上演時間は約2時間30分。公演は9月28日まで。

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だれか、来る

開催日程・会場

2025年9月19日(金)〜28日(日)
東京都 SCOOL

スタッフ

戯曲:ヨン・フォッセ
翻訳:河合純枝(白水社)
演出:佐々木敦

出演

飴屋法水 / 伊東沙保 / 矢野昌幸

公演・舞台情報

読者の反応

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どらお@観劇趣味 @q94VmizA5EHaltO

そうそう。沢山考えた。自分なりに。なりしかないし。何か時の流れと隔絶された空間(家)或いは時を行き来する現象が起きているようなとか色々思いながら観てた。あの人は彼等の子供のように感じるとか。で、転換多分全部あの人がやっていて。拒絶する者がしつらえた場から始まるのがまたなんとも。 https://t.co/D8dlzfEe2o

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