辰巳雄大主演「炎の風景」開幕、「ドキュメンタリーを観ている感覚になると思います」

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ふぉ~ゆ~の辰巳雄大が主演を務める舞台「炎の風景」が、昨日9月12日に東京・よみうり大手町ホールで開幕。これに先駆け同日、キャストの囲み取材が実施された。

舞台「炎の風景」より。

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舞台「炎の風景」囲み取材より。左から小宮有紗、波岡一喜、辰巳雄大、須賀貴匡。

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「炎の風景」(原題「Landscape with Weapon」)は、イギリスの劇作家ジョー・ペンホールが2007年に発表した戯曲。劇中では、“平和のための抑止力”という名目のもと、新型無人航空機開発のため、政府プロジェクトの一員となった航空技術エンジニアの葛藤が描かれる。今回の上演では、小川絵梨子の翻訳、松森望宏の演出で立ち上げられる。

舞台「炎の風景」より。

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辰巳は「セリフを覚えるのがとても大変でした! でも本当に台本の細部、奥の奥まで入り込めた感覚でした。翻訳劇ですので、最初はなかなか理解できないこともあり、改めて原作の英語を見返して、みんなでセリフを濃密にしていくことで心のつながりが強くなったと思います。お客様は『炎の風景』というドキュメンタリーを観ているような感覚になると思います。自信を持って初日を迎えることができました」と述べる。

舞台「炎の風景」より。

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舞台「炎の風景」より。

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波岡一喜は「長い期間、台本の解釈や本読みに費やしました。セリフさえ身体に入れば、あとは舞台上で会話するのみなので、今はもう何も不安のない状態です。お客様には会話を楽しんでいただければと思います」、須賀貴匡は「2時間半、とてつもない分量のセリフを話す兄弟2人(辰巳、波岡)を見ているだけで胸が熱くなり、涙が出そうになるくらい、本当に2人が素敵です。僕も2人に負けじと一生懸命やっていこうと思っています」、小宮有紗は「ベテランの皆さんとご一緒させていただいていますが、皆さんは稽古の序盤から完成されていたので、私は皆さんの背中を追いかけるように必死に稽古に臨みました」とそれぞれ語った。

上演時間は休憩含む約2時間35分。東京公演は9月21日まで。その後、27・28日に兵庫・神戸朝日ホールでも公演が行われる。

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舞台「炎の風景」

開催日程・会場

2025年9月12日(金)〜21日(日)
東京都 よみうり大手町ホール

2025年9月27日(土)・28日(日)
兵庫県 神戸朝日ホール

スタッフ

作:ジョー・ペンホール(原題:Landscape with Weapon)
翻訳:小川絵梨子
演出:松森望宏

出演

ネッド:辰巳雄大
ブルックス:須賀貴匡
ロス:小宮有紗
ダン:波岡一喜

公演・舞台情報

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れん @tachibanaren105

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