「狂人なおもて往生をとぐ」は1969年に安部公房の推薦で、
木村は出役を務め、岡本は愛子、酒井は敬二、橘は敬二の婚約者・めぐみを演じる。また伊勢ははな役、堀部は善一郎役にキャスティングされた。
公演は10月11日から18日まで東京・IMM THEATERにて。チケットの一般販売は8月24日10:00にスタートする。岡本、酒井、橘、伊勢、堀部からのコメントは以下の通り。
岡本玲コメント
久々に日本の戯曲に取り組みます。それも、清水邦夫の作品を稲葉賀恵さんの演出だなんて。わくわくが止まりません!
狂気をはらんだ言葉たちが、妖しくきらきらと手招きをしてくる。戯曲を読んでいると、現実に戻れなくなりそう……。いや、ぜひその深淵をのぞいてみたい。
信頼する稲葉さん、魅力的なキャストの皆さんとともに、さまざまな表現を試しながら、濃密な作品をお届けできたらと思います。劇場でお会いできるのを楽しみにしています。
酒井大成コメント
清水邦夫さんの歴史ある戯曲で、敬二を演じさせていただける事をとても嬉しく思います。台本を読ませていただく中で、単純な家族の話ではないと思いました。登場人物それぞれが必死に何かを求めてもがき、苦しんでいます。今の時代でも共感できる部分があると思うので、ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。
素敵な時間をお届けできるよう、真摯に役と向き合っていければと思います。
橘花梨コメント
読めば読むほど、狂わしく美しい戯曲に心を奪われ、登場人物たちの底知れぬ狂気に圧倒されております。ですが、その狂気に臆することなく、共鳴し身体に秘め、抜かりなく「めぐみ」を愛し理解を深めたいです。
演出の稲葉さんをはじめ、素敵な座組のみなさまとのお稽古の日々が、今から待ち遠しくてたまりません。精いっぱいがんばります。
伊勢志摩コメント
1969年、この戯曲が書かれた年に私も生まれました。
近年、時代が猛スピードで変化していますが、不安に思うことも常です。常識が非常識に、また逆も然り。
この作品を演ることで、時代を超えた普遍が世の中には有るのだ、ということを実感したいです。
堀部圭亮コメント
稲葉さんの演出には、いつもハッとさせられます。
思いがけぬ角度から光を照らされる如く、こちらの想像を超えてきます。
我々は虚構の世界を演じますが、そこには必ず「真理」があります。
この「疑似家族」を通じて、どんな真理に辿り着けるのか?
そこに、どんな景色が広がっているのか?
稲葉さんに導かれながら、「狂人の旅」を楽しみたいと思います。
狂人なおもて往生をとぐ ~昔、僕達は愛した~
2025年10月11日(土)〜18日(土)
東京都 IMM THEATER
norikichishio @norikichishio
木村達成主演「狂人なおもて往生をとぐ」に岡本玲・酒井大成・橘花梨・伊勢志摩・堀部圭亮(コメントあり) https://t.co/oP8poUqN4z ●PR→ https://t.co/DZvYAUwGz6 #ファッション #メンズファッション #レディースファッション
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