「夏の砂の上」は、松田正隆の同名戯曲を原作にした映画。主人公・小浦治(オダギリ)は息子を亡くしたことから妻の恵子(
完成披露イベントには、玉田、オダギリら8名が登壇。オダギリは「この作品が醸し出している2000年代初頭の日本映画の雰囲気を、身をもって経験した自分だからこそできる作品作りがきっとあると思いました」と共同プロデューサーを務めた経緯を説明し、松は「私はオダギリさんとほぼ同世代ですが、いろいろな作品を経験されてきたオダギリさんが手に取って、興味を持った台本ってどんなだろう?というのが、本作に惹かれた理由でもあります」と明かす。
髙石は「オダギリさんと松さんが出ると聞いて『絶対に出たい』と思いました。でもオーディションで監督たちとお会いして、個人的に『あ、落ちたな……』と思っていたので、マネージャーさんから電話で出演が決まったことを聞いたときはびっくりしました」と述懐。優子の母・阿佐子役の
完成披露イベントでは、映画の題材にちなみ、登壇者たちが“心に沁みたこと”を発表するひと幕も。治の同僚・持田役の
最後に玉田が「いろいろな映画やドラマで観てきた、“いつか一緒に仕事をしたい”と思っていた俳優の皆さんに集まっていただき、その方々の芝居に負けないようにとベストを尽くして作ったので、きっと面白い映画になっていると思います」とアピールし、完成披露イベントを締めくくった。
映画「夏の砂の上」は7月4日に全国公開される。
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薙野信喜 @nonchan_hg
【イベントレポート】“いつか一緒に仕事をしたい”俳優陣との制作が実現、映画「夏の砂の上」に玉田真也が手応え https://t.co/nBv0VyriqS