舞台「チ。」窪田正孝がオクジー、森山未來がノヴァクに キャスト配役&ソロビジュアル公開

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舞台「チ。ー地球の運動についてー」のメインキャスト配役とソロビジュアルが公開された。

左上から窪田正孝扮するオクジー、三浦透子扮するヨレンタ、大貫勇輔扮するグラス、吉柳咲良扮するドゥラカ。左下から吹越満扮するアントニ、成河扮するバデーニ、森山未來扮するノヴァク。

左上から窪田正孝扮するオクジー、三浦透子扮するヨレンタ、大貫勇輔扮するグラス、吉柳咲良扮するドゥラカ。左下から吹越満扮するアントニ、成河扮するバデーニ、森山未來扮するノヴァク。

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窪田正孝はオクジー役、三浦透子はヨレンタ役、大貫勇輔はグラス役など、吉柳咲良はドゥラカ役など、吹越満はアントニ役など、成河はバデーニ役など、森山未來はノヴァク役をそれぞれ担当。また、ラファウ役として小野桜介と駒井末宙がWキャストで出演することもわかった。

配役発表に際し、窪田、三浦、大貫、吉柳、吹越、成河、森山の新たなコメントが到着した。窪田はオクジーについて「オクジーは現代を象徴するキャラクターだと感じました。まるでカルマの様に時代や社会の教えに頭を押さえつけられていて、本当の自分を見えなくさせられている」「彼のどこまでも真っ直ぐな眼を通して、この地球の感動を観客の皆さんに届けられたらと思います」とコメントしている。

魚豊のマンガ「チ。―地球の運動について―」(小学館)は、地球の真理を知ることに魅せられ、命をかける人間たちを描く物語。その舞台化となる本作では、脚本を長塚圭史、演出をアブシャロム・ポラック、音楽を阿部海太郎、振付をエラ・ホチルドが手がける。公演は10月8日から26日まで東京・新国立劇場、11月8・9日に愛知・御園座、15・16日に広島・呉信用金庫ホール、21日から23日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、29・30日に福岡・J:COM北九州芸術劇場 大ホールで行われる。東京公演のチケットは7月16日11:00に一般発売される。

窪田正孝コメント

窪田正孝扮するオクジーのソロビジュアル。

窪田正孝扮するオクジーのソロビジュアル。[拡大]

オクジーは現代を象徴するキャラクターだと感じました。
まるでカルマの様に時代や社会の教えに頭を押さえつけられていて、本当の自分を見えなくさせられている。
この地球に、一度きりの人生に、生きていることに未だ感動できていない。
彼のどこまでも真っ直ぐな眼を通して、この地球の感動を観客の皆さんに届けられたらと思います。

三浦透子コメント

三浦透子扮するヨレンタのソロビジュアル。

三浦透子扮するヨレンタのソロビジュアル。[拡大]

いま私が在る、自由に学び考えられるこの社会は、彼女のような女性の戦いの歴史の上に存在しているのでしょう。ヨレンタという尊い人物を演じることに大きな責任を感じています。ただただ学びたかった、学ぶことが好きだった少女が、地動説を愛し、命をかけるにまで至ったその人生を、どこまでも深い思考と心を、誠実に演じたいです。

大貫勇輔コメント

大貫勇輔扮するグラスのソロビジュアル。

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グラスの生き様死に様を、全身を思いっきり使って、繊細に大胆に演じたいと思います。
今の段階ではどんなものになるのかわからなすぎるのですが、
素晴らしいキャスト、スタッフ、皆と良いクリエイティブな時間を過ごし、
今まで観たことのないような世界を皆様におとどけできるよう、精一杯楽しみます。

吉柳咲良コメント

吉柳咲良扮するドゥラカのソロビジュアル。

吉柳咲良扮するドゥラカのソロビジュアル。[拡大]

ドゥラカは、この物語において”学問の外側にいた者が核心に触れていく”存在だと思っています。
「あなたたちが計画を引き継ぐなら、私は想いを引き継ぐ」というセリフにも表れているように、彼女は冷静で観察力に優れ、大人びた一面を持ちながらも、情に厚く、人間味にあふれた人物です。
そして一貫して感じるのは、彼女の強さです。
過酷な環境の中で”生き抜く”ために、信念を持ち続けている。
その芯の強さを大切に、丁寧に演じていきたいと思います。

吹越満コメント

吹越満扮するアントニのソロビジュアル。

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先日、チラシ・ポスター用なのかな、写真やあとなんか動画の撮影をしました。まだ、舞台がどういったものになるのか分かっていないのですが、宣伝は大切ですから、、。
衣装が用意されていましたがそれは実際の舞台で着るものではないのでしょう。
と、今の段階の脚本を読ませてもらいましたが、まだ、決定ではないのだそうです。舞台装置などの指示はなくほぼ場面と台詞だけの本でした。。
僕がやるのはアントニと他いくつかの役だそうです。アントニというひとが、どういうキャラクターかは原作のファンのみなさんの方が詳しいでしょう。
先に言ってしまいますが、僕はマンガではありませんから原作通りのアントニになることは不可能です。
決定していないものと不可能を前にドキドキしている今日この頃です。
そのドキドキは、チ。のファンの皆さまのとは似ているのでしょうか。期待のドキドキと不安のドキドキの違いが分かりません。

今、僕は、風邪を引いたり熱中症にならないように、フィジカルを使うであろう舞台のためにトレーニングをするだけです。

んあ、ここで一句

血池遅値恥
知直乳稚千致治
知家チ。父

以上

成河コメント

成河扮するバデーニのソロビジュアル。

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バデーニには「孤高」という言葉がよく似合います。それでいて内面には極めて属人的なエゴや狡猾さを併せ持つ徹底した現実主義者。彼の持つ矛盾や静かな葛藤、理性と本能の揺らぎというものに僕はとても惹かれます。地動説を受け渡された事によって彼の中で解き放たれたもの、その正体について考え続けたいと思います。

森山未來コメント

森山未來扮するノヴァクのソロビジュアル。

森山未來扮するノヴァクのソロビジュアル。[拡大]

「勝てば官軍」という言葉にあるように、正義というものはその時の状況によって変化するもので、常に同一のものではないと思っています。物語の中で「悪役」とされる人物もそれぞれの正義を抱いて生きているはずで、一見残虐かつ許容されるべきでない行為とされるものも、その人物や背景を紐解いていくことで見えてくるものもある。そんな視点で関わりたいと考えています。

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舞台「チ。ー地球の運動についてー」

2025年10月8日(水)〜26日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

2025年11月8日(土)〜9日(日)
愛知県 御園座

2025年11月15日(土)〜16日(日)
広島県 呉信用金庫ホール

2025年11月21日(金)〜23日(日・祝)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2025年11月29日(土)〜30日(日)
福岡県 J:COM北九州芸術劇場 大ホール

スタッフ

原作:魚豊「チ。-地球の運動についてー」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」)
脚本:長塚圭史
演出:アブシャロム・ポラック
音楽:阿部海太郎
振付:エラ・ホチルド

出演

窪田正孝 / 三浦透子 / 大貫勇輔 / 吉柳咲良 / 小野桜介(Wキャスト) / 駒井末宙(Wキャスト) / 吹越満 / 成河 / 森山未來

ダンサー

皆川まゆむ / 川合ロン / 加賀谷一肇 / 笹本龍史 / Rion Watry / 半山ゆきの

演奏

MUSIC for ISOLATION

公演・舞台情報

読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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“窪田正孝はオクジー役、三浦透子はヨレンタ役、大貫勇輔はグラス役など、吉柳咲良はドゥラカ役など、吹越満はアントニ役など、成河はバデーニ役など、森山未來はノヴァク役”

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