4月26日に開幕した「SHIZUOKAせかい演劇祭2025」より、
「SHIZUOKAせかい演劇祭」は、これまで「ふじのくに⇄せかい演劇祭」の名称でゴールデンウィークに開催されてきた演劇祭。
SPAC「ラーマーヤナ物語」は「マハーバーラタ」と並ぶインド古代叙事詩の「ラーマーヤナ」をSPACが舞台化したもの。さらわれたシーター姫を奪還すべく、王子ラーマが10の顔を持つ魔王ラーヴァナに挑む冒険譚で、 SPAC俳優総勢30名が多様な役に扮し、駿府城公園を駆け回る。作品の構成・演出を担う
また4月29日にスタートした「みんなでダンボール天守閣建築プロジェクト『儚きものの造り手たち』」は、「ストレンジシード静岡2025」のなんだ?ワークショップ【コアプログラム】。世界各地の建築物をダンボールで製作するフランスのアーティスト、オリヴィエ・グロステットが、徳川家康ゆかりの地である駿府城公園で、来場者とともに天守閣をダンボールで製作する。演出のグロステットは「ダンボール天守閣の準備は順調です。5月3日は駿府城公園で天守閣の建築を行う予定で、ダンボールの量はなんと約1.5トンあります! 天守閣を持ち上げるにはかなりの人手が必要で、たくさんの方にご参加いただきたいです。人が多ければ多いほどエネルギーを共有できる。それが非常に重要です。この貴重な体験をみなさんと共有できると嬉しいです。ぜひお気軽にご参加ください」と観客メッセージを送った。
なお「かみさまグリーティング」は、SPACの俳優らがPLAY!PLAY!PLAY!ガーデン「ガストロノミー広場」にて来場者に“特別なおもてなし”をするもの。演出・プロデュースを行うbableは「ガストロノミーエリアでは、ちょっと不思議な”かみさま”たちが来場ゲストをグリーティング(おもてなし)します!今回は一般的なグリーティング手法に加えて、”課題解決型”である『Sグリーティング』というものに挑んでいます。SPACらしさが前面に出るよう”かみさま”たちに少し手伝ってもらい、更に作業支援ロボット『SUPPOT』(協賛:株式会社ソミックトランスフォーメーション)と共に来場ゲストをおもてなし致します。是非お楽しみください!」と語った。
SPAC「ラーマーヤナ物語」は5月6日まで静岡・駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場にて行われ、上演時間は約1時間30分。「みんなでダンボール天守閣建築プロジェクト『儚きものの造り手たち』」は5日まで駿府城公園 富士見芝生広場前にて開催される。なお「SHIZUOKAせかい演劇祭2025」は5月6日まで開催され、この後、本日2日に小島章司作・構成・演出・出演による「叫び」、4日から6日までフランスのストラスブール国立劇場芸術監督であるカロリーヌ・ギエラ・グェン作・演出「ラクリマ、涙 ~オートクチュールの燦めき~」が上演されるほか、3日から5日には「ストレンジシード静岡2025」が開催される。
なおステージナタリーでは「〈不可能〉の限りで」作・演出のティアゴ・ロドリゲス、「ラクリマ、涙~オートクチュールの燦めき~」作・演出カロリーヌ・ギエラ・グェンに作品や日本公演への思いを聞いた。さらにSPAC新作野外劇「ラーマーヤナ物語」の稽古場レポートも掲載している。関連する特集・インタビュー
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ストレンジシード静岡 @strangeseed_sss
📣メディア掲載情報📣
みんなで #ダンボール天守閣 建築プロジェクト『儚きものの造り手たち』紹介記事がステージナタリーに掲載されました。オリヴィエ・グロステットのワークショップの写真や、ご本人のコメントも! #せかい演劇祭 のニュースと併せてご覧ください💁
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