6月に京都・南座で上演される、
福田美術館の協力で、会場には竹久夢二の「長崎十二景」の原画全12点が飾られた。玉三郎は「今回の公演では『口上』『残月』『映像 夢二慕情』『長崎十二景』という4本で上演させていただきます。メインは舞踊の『長崎十二景』にはなりますが、40年ほど前に上演した『夢二慕情』を新たに映像作品として撮りおろし、夢二の生涯を語ります。映像作品を加えることで、今年1月の大阪松竹座よりもバージョンアップして、竹久夢二の全体像を見ていただけるようになっております」と公演への思いを述べる。
さらに演目の見どころとして「竹久夢二は、たまき、彦乃、お葉という多くの女性に囲まれた方ではございましたが、別れもあり、悲しみや苦しみもおありだったのだろうと思います。しかし今回は竹久夢二の生涯を演じるわけではないので、心の葛藤を描くというよりは、『長崎十二景』の女性たちのような、浄化された魂や美しさ、雰囲気を表現することに努めたいと思っております。連綿とつながっていく曲の中で、『長崎十二景』の裏に、詩人であり絵描きである竹久夢二の人生があったということを感じていただければと思います」と語った。
また6月6日から8日まで上演される「
「『
松竹創業百三十周年「坂東玉三郎特別公演」竹久夢二生誕百四十年記念
2025年6月12日(木)〜22日(日)
京都府 南座
スタッフ
四、「長崎十二景」
構成:竹邑類
監修:花柳壽輔
出演
一、口上
二、地唄「残月」
坂東玉三郎
三、「夢二慕情」(映像)
坂東玉三郎
四、「長崎十二景」
坂東玉三郎 /
松竹創業百三十周年 坂東玉三郎×春風亭小朝 南座特別公演
2025年6月6日(金)〜8日(日)
京都府 南座
出演
一、対談
坂東玉三郎 / 春風亭小朝
二、落語芝居「怪談 牡丹燈籠」―御札はがし―」
坂東玉三郎 / 春風亭小朝
三、「越路吹雪物語」
坂東玉三郎 / 春風亭小朝
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紅林檎 @akaringo_urawa
玉様の南座「特別公演」のステージナタリーの記事です📝
こちらの写真では夢二の「長崎十二景」の原画に囲まれた玉様が😍
小朝師匠との公演についても話してます😄
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