PMC野郎「R老人の終末の御予定」再演、脚色・演出は新座長のNPO法人

ポップンマッシュルームチキン野郎「R老人の終末の御予定」が、3月6日から11日まで東京・すみだパークシアター倉で上演される。

「R老人の終末の御予定」は、2018年に初演された、吹原幸太の戯曲。本作は、2020年に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。作中では、地球上で初めて結婚したロボット夫婦の、“ハートの無い愛情物語”が描かれる。人類の死滅後は、人類の使っていた電子機器が進化したロボットたちが新たに地球を支配。かつて人類が東京と呼んだ都市では、ヨドバシファミリーとビックファミリーの二大マフィアの争いが激化の一途をたどっていた。そんな中、ヨドバシファミリーの御曹司・エレキギターと、ビックファミリーの令嬢・電気ポットが恋に落ちる。新世界を求めて荒野に出た2人は、そこで1枚の古びたメモリーチップを発見し……。

ポップンマッシュルームチキン野郎の新座長・NPO法人（えぬぴーおーのりひと）が脚色・演出を担い、出演者にはポップンマッシュルームチキン野郎のメンバーのほか、今井孝祐、平野勲人、山木透、辻響平、森大、斉藤有希、澄華あまね、厚木拓郎、佐藤雪絵、横川集人、大見祥太郎、萩野崇が名を連ねている。