PMC野郎「R老人の終末の御予定」開幕、次回公演に谷口賢志

ポップンマッシュルームチキン野郎「R老人の終末の御予定」が、本日4月18日に東京・シアターKASSAIで開幕する。

2014年に上演された10分の短編「ふたりは永遠に」を原案とした本作は、地球上で初めて結婚したロボット夫婦を描く“ハートのない愛情物語”。人類が死滅した地球にある、かつて東京と呼ばれていた都市では、数千年以上前から続く2大マフィアの争いが激化の一途を辿っていた。そんな中、敵対し合う“ヨドバシファミリー”の御曹司・エレキギターと、“ビックファミリー”の令嬢・電気ポットは禁断の恋に落ち……。

ポップンマッシュルームチキン野郎メンバーのほか、X-QUESTの高田淳、企画演劇集団ボクラ団義の平山空、青地洋、横見恵、安楽信顕、今井孝祐が出演するほか、声の出演には劇団メンバーの吉田翔吾、増田赤カブトが名を連ねている。作・演出を手がける主宰の吹原幸太は「ラストまで限界を超えて走り切り、演劇の新たな地平を切り開いてみせます。是非、見逃さないで欲しいです」とステージナタリーにコメントを寄せた。

さらに本日、ポップンマッシュルームチキン野郎の次回公演の情報が解禁。公演は8月10日から15日まで東京・シアターサンモールにて行われ、ゲスト出演者として谷口賢志、X-QUESTの大野清志、「R老人の終末の御予定」に出演中の今井、平山、青地がキャスティングされた。なお次回公演では2作品が同時上演される予定だ。

吹原幸太コメント

「この物語はちゃんと思った通りにお客様に届くだろうか」

新作の上演には常にこんな不安や緊張が付きまといます。しかし本作に関して言えば、そのような気持ちが一切ありません。ここまで清々しい気持ちで初日を迎えられるのは、本当に珍しいです。そのくらい自信を持って作品を仕上げきることが出来ました。ラストまで限界を超えて走り切り、演劇の新たな地平を切り開いてみせます。是非、見逃さないで欲しいです。