坂東玉三郎の7年ぶりニューアルバム、越路吹雪・井上陽水・玉置浩二カバーや「星降る夜に」収録

坂東玉三郎の7年ぶりとなるニューアルバム「夢の中に君がいる」が、12月11日にリリースされる。

本作では、越路吹雪、井上陽水、玉置浩二らのカバーのほか、昨年玉三郎が演出した舞台「星降る夜に出掛けよう」のために作詞した「星降る夜に」、玉三郎のために松井五郎が訳詞を手がけたフランク・シナトラ「My way」、玉三郎が訳詞を手がけたガーシュイン兄弟の「Someone to watch over me」など、計20曲が収録される。レコーディングは、バンドマスターの三枝伸太郎を中心に、ピアノ、ウッドベース、バイオリン、ビオラ、チェロの6人編成にゲストミュージシャンを加えて行われた。アルバムのタイトル曲で、1曲目を飾る「夢の中に君がいる」は、サルヴァトール・アダモの楽曲。日本では岩谷時子の詞、越路の歌唱で知られる曲のカバーとなる。

本アルバムは、通常盤とDVD付きスペシャル盤の2形態で発売。スペシャル盤のDVDにはインタビュー映像などが収められる。なお、第2弾となるアルバムも予定されている。

坂東玉三郎コメント

これまでの数年間、色々な会場でコンサートを開催させて頂きましたが、会場にお越しのお客様から「CDは無いのですか。」というお言葉をかけて頂きました。

そこで、今までコンサートで歌って来たものを20曲集めて、新たなアルバムをリリースすることとなりました。

演奏家の皆さんも、ここ数年御一緒して来た方達です。

私の好きな外国の曲も入っていますし、井上陽水さん、玉置浩二さんという現在の日本を代表するアーティストの名曲も沢山入れさせて頂きました。

私が訳詞を担当した曲もありますし、作詞した曲もあります。

そして今回、松井五郎さんにも、「マイウエイ」を翻訳して頂きました。

このCDを皆様に愛聴していただけましたら幸いです。