高木雄也・中山優馬・高地優吾「星降る夜に出掛けよう」開幕、坂東玉三郎作詞の楽曲も

高木雄也（Hey! Say! JUMP）、中山優馬、高地優吾（SixTONES）が出演し、坂東玉三郎が演出する舞台「星降る夜に出掛けよう」が、昨日6月12日に京都・南座に開幕した。

本作ではサン＝テグジュペリ「星の王子さま」、ジョン・パトリック・シャンリィ「お月さまへようこそ」をもとに、原案を齋藤雅文が手がける。劇中では“不思議な星の世界”を舞台にした会話劇が展開。また出演者は映画「バグダッド・カフェ」主題歌の「Calling You」や、井上陽水、安全地帯といったアーティストの楽曲、そして玉三郎が本作のために作詞したナンバー「星降る夜に」などを披露する。

開幕に先駆けて行われた囲み取材で、高木はゲネプロを振り返って「二人とはこれまでの稽古と違う感じでぶつかり合えたなという感覚があります。実は玉三郎さんの衣裳をそのままお借りしているんです！ 僕たちをカッコよく見せようと、細かい部分まで目を配ってくださいました。高地くんのソロ歌唱『The Saga of Jenny』の場面がすごく好きなので、皆さんも注目してみてください！」とコメント。

中山は「幕が開くことがうれしく、誇らしく思っています。実際に舞台に立って、歴史ある南座のパワーをすごく感じました。ダンスの振りひとつとっても、玉三郎さんのご指導で抜群に良く変わるので、まだまだ次のステージにいけるなと思いました。玉三郎さん作詞の『星降る夜に』で3人そろって登場する瞬間がとても楽しいです」と話す。

また初めて南座に立つ高地は「ステージから見る景色が本当にきれいで、この舞台に立てることがうれしいなと感じています。玉三郎さんから王子様の役でマントの扱いを教えていただいたことが印象に残っています。普段マントは着けたことがなかったので……舞台上では指先まで意識したいです。これから3人でもっと高め合って、千秋楽まで駆け抜けたいと思います！」と意気込みを語った。

南座公演は6月21日まで行われ、その後10月2日から28日まで大阪・大阪松竹座でも公演が行われる。