杉本琢弥が初主演、運上弘菜がヒロインに 小野寺史宜の小説「ひと」舞台化

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杉本琢弥が主演を務める舞台「ひと」が、12月3日から8日まで東京・三越劇場、14・15日に大阪・近鉄アート館で上演される。

舞台「ひと」の告知ビジュアル。

舞台「ひと」の告知ビジュアル。

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これは、2019年に第16回本屋大賞第2位を受賞した小野寺史宜の小説「ひと」(祥伝社)の舞台化作品。脚本・演出を吉村卓也、音楽をTAKE(FLOW)手がける。シンガーソングライターとして活動する杉本が主人公の柏木聖輔役、昨年HKT48を卒業した運上弘菜がヒロインの井崎青葉役を担当。そのほかのキャストには蒼井嵐樹、井上港人 (BUGVEL)、高倉萌香、岡田翔大郎、樽見ありがてぇ、樋口琥大、遠山景織子原幹恵松田大輔 (東京ダイナマイト)が名を連ねた。

舞台化に際し、小野寺は「僕の小説は舞台と相性がいいと、勝手に思っています」「自分の小説の登場人物を、実在する役者さんに演じてもらえる。肉づけしてもらえる。それを原作者として観ることができる。こんなに贅沢なことはありません。僕、一番楽しめる観客、になってしまうかもしれません」と喜びを語る。

吉村は「あなたの人生に活かせるものが、この作品の中にきっとあるはず。劇場でお待ちしております」とコメントし、杉本は「初舞台で初主演をつとめさせていただけるという事は光栄です。主演として物語を皆様にお届けできるように演じさせていただきますので、多くの方に劇場に足を運んでいただきたいです」と呼びかけた。

上演時間は約2時間。一部公演ではアフタートークが行われる。チケットの一般販売は11月6日10:00にスタート。小野寺、杉本、吉村のコメント全文と、ほか出演者のコメントは以下の通り。

小野寺史宜コメント

舞台。いいですね。僕の小説は舞台と相性がいいと、勝手に思っています。

会話文が多いですし、特定の場所がまさに舞台となることも多いので。

実際、小説の舞台を演劇部にしたこともあります。各小説にちょこちょこ劇団が出てきたりもします。

自分の小説の登場人物を、実在する役者さんに演じてもらえる。肉づけしてもらえる。

それを原作者として観ることができる。こんなに贅沢なことはありません。

僕、一番楽しめる観客、になってしまうかもしれません。

本当に、楽しみです。

吉村卓也コメント

原作を読みながら、ふと。

友達のプレイするゲームをじっと横で眺めていたあのときを思い出した。

成功、失敗は、少し他人事で。悔しがる友を横目に、

「へえ、ここでそう動くんだ」「ああ。それはだめだ」と、むしろ自分が操作する番に活かそうとする。

聖輔は、あの日のドット絵のキャラクターなんだと思う。

あなたが操作するあなたの人生に活かせるものが、この作品の中にきっとあるはず。

劇場でお待ちしております。

杉本琢弥コメント

この度、初舞台で初主演をつとめさせていただけるという事は光栄です。主演として物語を皆様にお届けできるように演じさせていただきますので、多くの方に劇場に足を運んでいただきたいです

運上弘菜コメント

皆さんはじめまして、今回井崎青葉役を演じさせていただく運上弘菜です。

舞台初挑戦という事で緊張と不安でいっぱいですが、素敵な作品に携わらせて頂ける事に感謝して精一杯頑張ります。

よろしくお願い致します!

蒼井嵐樹コメント

はじめまして、蒼井嵐樹です。

「ひと」に出演させてもらえると聞いて、原作を読んだのですが、早く舞台の上で演じてみたい!ってくらい面白かったです。

みなさん劇場でお待ちします!

井上港人コメント

この度、篠宮剣を演じさせていただきます井上港人です。

今回、吉村さんが演出される舞台への参加させていただくのは2度目ということで、嬉しさと、前より絶対良いものを作り上げたい!という挑戦の気持ちと、純粋に楽しみだという気持ちでいっぱいです! この最初のワクワクした気持ちで最後まで全力で挑みます!!

高倉萌香コメント

おかっぱちゃんこと高倉萌香です。

今回は、「僕ら / 私たちが鎌倉に来たのは、ただしらす丼を食べるため」で、ご一緒させて頂いた、脚本演出家の方、制作スタッフの皆さんの舞台に、出演させて頂ける事になりました。

また、小説の題材という事で、以前とは違う私を楽しんでもらえたら嬉しいです。

そして、舞台で初めて、大阪にも行かせていただきます!

皆様にお会いできるのをとても心待ちにしながら、そして、心温まるホッとする素敵な作品を皆様にお届けできるように、精一杯頑張りたいと思います。

今回も不安で張り裂けそうな気持ちです…笑

温かく見守っていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

原幹恵コメント

三越劇場は私にとって初舞台として出演させて頂いた、思い出深い場所です。

そんな場所に、このような優しい町内の一員として、田之倉の一員として出演させて頂ける事になり光栄です。

これから、どんな世界をキャストはじめ皆さんと創り上げていけるか、楽しみです。

皆さん、劇場にてお待ちしております。

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舞台「ひと」

2024年12月3日(火)〜8日(日) ※公演終了
東京都 三越劇場

2024年12月14日(土)・15日(日) ※公演終了
大阪府 近鉄アート館

スタッフ

原作:小野寺史宜「ひと」(祥伝社)
脚本・演出:吉村卓也

出演

杉本琢弥 / 運上弘菜 / 蒼井嵐樹 / 井上港人(BUGVEL) / 高倉萌香 / 岡田翔大郎 / 樽見ありがてぇ / 樋口琥大 / 遠山景織子 / 原幹恵 / 松田大輔(東京ダイナマイト)

公演・舞台情報
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(c)小野寺史宜/祥伝社

読者の反応

珍味系(Chinmi-K) 🍓🪐 Yonner♡北雪家🌏 @gogo4hoon

MINATOの舞台の主演の方、STARRZ TOKYOでオルビの3つ前のステージだった“熊本の彼氏”さんだーーー😆✨ https://t.co/5ORhAzRS1f

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