チェーホフ「桜の園」を下敷きにした「ノア版 さくらんぼ畑」が秋田・東京で

「ノアノオモチャバコpresents『ノア版 さくらんぼ畑』」が、10月23日から27日まで東京・劇場HOPE、11月3・4日に秋田・旧松倉家住宅 米蔵で上演される。

これは、寺戸隆之が脚本・演出を手がけるノアノオモチャバコの新作公演。今回は、アントン・チェーホフの「桜の園」を下敷きに、“人と人との真の関係性”を問う物語を立ち上げる。舞台は、かつてさくらんぼ畑で栄えたものの、災害により畑を失い、衰退の一途をたどる町。町のシンボルであるさくらんぼ畑の壁画を有する銭湯・咲くら湯で、新たな時代に対応していく人々と取り残されていく人々のすれ違いが描かれる。

出演者にはノアノオモチャバコの真坂雅と眞庭美和に加え、森口美香、希望の星の丹羽隆博、岡野大生、北川雅一、10・Quatreの辻崇雅、廣瀬正仁、山中りさ子、小麦、キムライヅミが名を連ねた。なお本公演ではアーカイブ配信が実施される。