彩の国さいたま芸術劇場芸術監督の
カンパニー・グランデは、年齢や性別、国籍、障がいの有無、プロ / アマなどの垣根を越えて、さまざまな創造性を持った人々が集い、そこから生まれる表現を探求することを目的としたカンパニー。メンバーには年間全5期のスタジオワークと、選抜メンバーによる成果発表(ワーク・イン・プログレス公演)、講師を含むサロン(対話の場)といった活動が予定されている。2024年度の成果発表は来年3月13日から16日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールで行われる予定だ。
またこのたび、予定されている講師陣の顔ぶれも明らかに。ディレクターを近藤が務め、スタジオワーク講師には、音・声に
カンパニー・グランデについて近藤は「『カンパニー・グランデ』は『集いの場』と考えます。いつ来ても誰かがいて、絵を描いたり人形をならべたり寝そべったり、そんな部屋を思い浮かべています。『人生のちっぽけな疑問』『花の美しさ』について語ったりもします。誰のためでもなく、自分のためでもなく、巡るように空想にふけったり、試みたり、大合奏になったりしながら『楽しみ方』を見つけていこうと思います。ギジュツやタテマエやミブンはいらないです。劇場にある集いの場で、ぜひそんな旅をしたいと思います」とコメントした。
カンパニー・グランデのメンバー募集は5月1日から6月9日まで受け付けられ、対象年齢は16歳以上で上限はなし。「表現意欲がある、探求心・好奇心旺盛に新しいことに取り組む、自分とは違う意見や考えを受け入れる」ことが応募条件となる。応募の詳細は劇場公式サイトで確認を。
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薙野信喜 @nonchan_hg
劇場にある集いの場で旅を、近藤良平率いるカンパニー・グランデの詳細明らかに(コメントあり) https://t.co/Aw8ceB30HR