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「鴨川ホルモー、ワンスモア」は、ニッポン放送とヨーロッパ企画の
二浪したのち京都大学に入学した安倍(
まずは通し稽古が行われた。物語の舞台が京都であることを示すように、ステージの上手と下手の端には、神社の赤い鳥居が据えられ、舞台中央には可動式の“鴨川の土手”が登場。舞台後方が1段高くなっている上下2段構成のステージを広々と使い、中川ら扮する京大青竜会の面々や、青竜会のライバルである京都産業大学玄武組、龍谷大学フェニックス、立命館大学白虎隊の面々は、カンフーのようなポーズを取りながら“オニ語”を叫び、パワフルな戦いを繰り広げる。激しいバトルが展開される一方、安倍と早良、安倍と敵対する同級生の芦屋(
初日前会見には、脚本・演出を担当する上田や、中川らメインキャストが出席。上田は「一人称で書かれた小説『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』を、18人のキャストによる“群像謎競技巨大コメディ”として立ち上げます。僕らは“巨メディ”と呼んでおります(笑)」と笑顔を見せる。また会見前に、上田とキャストが“ホルモーポーズ”を取りながら集合写真撮影を行ったことに触れ、「先ほどのホルモーポーズを見ていただいたらわかる通り、強豪校といっても差しつかえないくらい、僕たちは強くなりました。このまま優勝を目指したいと思います」と、青竜会、玄武組、フェニックス、白虎隊による4校の戦いになぞらえて目標を掲げた。
安倍役の中川は「一見、奇想天外な物語に思えますが、中身は青春群像劇。自分の黒歴史を乗り越えていくことが本作の主題の一つになっているので、皆さんも共感してもらえたらうれしいです」と晴れやかな表情で語る。今作が初舞台となる早良役の八木は「キャストの皆さんには本当に優しくしていただきました」と謝辞を述べつつ、「『鴨川ホルモー、ワンスモア』では、誰しもが経験したことがあるような、若い人たちの“青い”部分が描かれます。少し恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、その思いも肯定しながら観てもらいたいです」と見どころを明かした。
青竜会1回生・高村役の
1回生・三好弟役を務める
龍谷大学3回生・立花美伽役を演じる
上演時間は休憩なしの約2時間。東京公演は4月29日まで行われ、その後、5月3・4日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」
2024年4月12日(金)~29日(月・祝)
東京都 サンシャイン劇場
2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
スタッフ
原作:万城目学(「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」 / 角川文庫)
脚本・演出:
出演
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かもめんたる・槙尾ユウスケ @makiokamomental
舞台「鴨川ホルモー、ワンスモア」
初日が無事に終わりました!ご来場いただいた皆様ありがとうございます!
カーテンコールの拍手の圧が物凄くて、さらに客席はスタンディングオベーション状態になっていて、こんなの初めてー!ホルモー!イケる!イケる!イケるー!って感じでした!… https://t.co/Jy5shxJ3qk https://t.co/lVoYMW8PkI