「鴨川ホルモー、ワンスモア」上演決定、脚本・演出の上田誠「喜劇にします」

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ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」の上演が決定した。

ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」出演者

ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」出演者

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これはニッポン放送と、ヨーロッパ企画の上田誠による“エンタメ舞台シリーズ”の第4弾。今回は万城目学の小説「鴨川ホルモー」とその続編「ホルモー六景」を原作に、上田が脚本・演出を手がける。

公演は4月12日から29日まで東京・サンシャイン劇場、5月3・4日に大阪・サンケイホールブリーゼで行われ、出演者には中川大輔八木莉可子鳥越裕貴清宮レイ(乃木坂46)、佐藤寛太石田剛太酒井善史角田貴志土佐和成中川晴樹藤松祥子片桐美穂日下七海ヒロシエリのほか、浦井のりひろ(男性ブランコ)、平井まさあき(男性ブランコ)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)が名を連ねた。

ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」ビジュアル

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上演に向け中川大輔は「『いつかヨーロッパ企画の舞台に出たい』と公の場でもプライベートでも話していたので、今回お話を聞いた時は驚きました。しかも演目は『鴨川ホルモー』。想像するだけでわくわくしてきます」「初めての主演舞台ですが、原作ファンのみなさん、そして劇団ファンの皆さんにも満足してもらえるよう全力で演じていきますので、皆さんぜひ劇場に足をお運び下さい!」とコメント。

八木は「実は以前からヨーロッパ企画さんが大好きで…。今回ヨーロッパ企画さんとご一緒させていただける事になり、夢のような気持ちです。しかも原作は万城目学さんの『鴨川ホルモー』。実は今回が初舞台で、緊張や不安も大きいのですが、とっても素敵な原作と素敵な役者の皆さまに、心をずっしりと支えていただいている気持ちです!」と意気込みを述べる。

鳥越は「まさか自分が地元の友達と小説や映画で楽しんできた作品の舞台版に出演する事になるとは思いもしなかったです。友達も驚いていると思います。そして、大好きなヨーロッパ企画さん! 素敵なキャストさん方の中でしっかり高村を演じられればと思います」と語った。

また上田は「カラフルな俳優たちやおもしろ先輩がたが鴨川デルタに集まってくれました。『鴨川ホルモー』それから『ホルモー六景』で語られたことや語られなかったこと、2次会の土手のあちこちに落ちて煌めいていたものを、拾い集めて語ってゆくような劇になりそうです。喜劇にします」と言い、万城目は「実は『鴨川ホルモー』は十七年もむかしに書かれた小説です。それを今の若者たちが演じ、物語に新たな命を吹きこんでもらえることが何よりうれしい。『ワンスモア』はその新たな命の証であります」と上演を喜んだ。

中川大輔、八木、鳥越、上田、万城目のコメント全文とその他のキャストのコメントは以下の通り。チケットの一般前売りは1月28日10:00にスタートする。

中川大輔 コメント

「いつかヨーロッパ企画の舞台に出たい」と公の場でもプライベートでも話していたので、

今回お話を聞いた時は驚きました。しかも演目は「鴨川ホルモー」。

想像するだけでわくわくしてきます。京都は撮影で長期滞在したこともあり、大好きな街なので、あの市内の景色を思い浮かべながら京大青竜会の怒涛の青春を駆け抜けたいと思います。

僕が演じる安倍は京大生です。自分とは思考回路が全く違う人間ですが、出来うる限り理解して、彼の可笑しみを表現できたらなと思います。

初めての主演舞台ですが、原作ファンのみなさん、そして劇団ファンの皆さんにも満足してもらえるよう全力で演じていきますので、皆さんぜひ劇場に足をお運び下さい!

八木莉可子 コメント

早良京子を演じさせていただきます、八木莉可子です。

実は以前からヨーロッパ企画さんが大好きで…。今回ヨーロッパ企画さんとご一緒させていただける事になり、夢のような気持ちです。

しかも原作は万城目学さんの「鴨川ホルモー」。実は今回が初舞台で、緊張や不安も大きいのですが、とっても素敵な原作と素敵な役者の皆さまに、心をずっしりと支えていただいている気持ちです!

京都の摩訶不思議なお話をつくれる事に、感謝とワクワクでいっぱいです。「鴨川ホルモー、ワンスモア」よろしくお願いします!

鳥越裕貴 コメント

この度、舞台「鴨川ホルモー、ワンスモア」にて高村役を演じさせて頂きます、鳥越裕貴です。

まさか自分が地元の友達と小説や映画で楽しんできた作品の舞台版に出演する事になるとは思いもしなかったです。友達も驚いていると思います。

そして、大好きなヨーロッパ企画さん!

素敵なキャストさん方の中でしっかり高村を演じられればと思います。

果たして、高村の"ちょんまげ"は見れるのか?!

もう、色々と楽しみで仕方がないです!

清宮レイ コメント

今回、このニッポン放送さんと、ヨーロッパ企画・上田誠さんのシリーズ第4弾に参加することができ、本当にうれしいです!

過去に出演させていただいたメンバーからも楽しいお話をたくさん聞いているので、私も今からワクワクが止まりません!すでに待ちきれなくて物語の舞台となる京都へ勝手に下見に行ってきました。もう準備万端です!

初めての大学生役ですが、見に来てくださる皆様に楽しんで頂けるよう、ご一緒する同世代の方々や、ヨーロッパ企画の皆様とともに精一杯役を務められたらと思っております。

佐藤寛太 コメント

この舞台のお話が来た時に、「どうやって?」という疑問がまず浮かび、あらすじをいただいた時に、その謎はますます深まるばかりでした。

舞台の内容もエチュードで芝居をしながら話を構成していくと伺っていますし、今現在、どんな舞台になるのか全く想像がつきません。

何一つとして保証はないのですが、全てを受け入れて、上田さんについていこうという心の準備はできており、きっとうまくいくと信じています。

来てくださった方が、劇場を後にする時に来て良かったと心から思えるものを創作したいと思っておりますので、楽しみに劇場へお越しいただけると幸いです。

浦井のりひろ コメント

あのヨーロッパ企画さんの舞台に参加させていただけるだなんて! しかも「鴨川ホルモー」の舞台版! 京都出身としては恐悦至極でございます。少し前から、見たドラマや映画の脚本が偶然上田さんだったり角田さんだったりして、いつの間にかヨーロッパ企画さんのエンタメに取り囲まれていたんだなあと感じています。演劇スペシャリストのみなさんとまずは「角田さんに雰囲気が似ている」の一本槍でコミュニケーションを図ろうと思います!

平井まさあき コメント

こんにちは男性ブランコ平井と申します。

今回、舞台版「鴨川ホルモー」に一枚噛ませていただくことなりました。

好きな作品「鴨川ホルモー」が原作で、なおかつ好きな劇団のヨーロッパ企画さんと共に舞台をやらせていただくことに、喜びを噛み締めております。噛めば噛むほど喜び汁がじゅわりと染み出してきます。相方以外、まだ同じ作品で共演したことのない凄腕の演者さんばかりです。凄腕だけでなく凄胸でもあると思うので、その凄胸を借りる気持ちで、この舞台のおもしろさの礎になれたら本望です。皆さんぜひ劇場に凄足をお運びください。

槙尾ユウスケ コメント

今回は女性役での出演ということで、今からとても緊張しています。数年前と比べて、女性メイクや女性の格好をする機会がめっきり少なくなったので、腕が鈍っていると感じます。顔のたるみを引き上げたり今の自分に合ったメイクの仕方を研究したりするなど、ベストを尽くしてこの舞台に臨みたいと思います。

昨年の「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に続いて今回もヨーロッパ企画の方々とご一緒できるのも嬉しいですし、男性ブランコの二人との初共演もとても楽しみです!

岩崎う大 コメント

「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に続いて再び上田作品に出られること、非常に楽しみです。上田さんと鴨川ホルモーの相性は大分良さそうなので、そこに水を差さないように頑張ります。男性ブランコもいるので、とりあえずみんなで協力して一緒に史上最高のコメディを一旦創りあげたいと思います。

上田誠 コメント

ホルモーなる謎めいた競技をめぐる、京都の大学生たちの青春群像劇でありリグレット劇です。春ごろに万城目先生から思いがけない導きをいただき、17年前に書かれた傑作奇書を一も二もなくワンスモアさせていただく運びとなりました。

僕も他ならぬ京都で大学時代をすごし、演劇サークルの打ち上げの2次会では鴨川沿いへと繰り出したものです。演劇サークルに入りたてのころは、日々が謎先輩やカラフルな同級生たちとの出会いの連続だったし、ときめきや棘のようなできごとや、ワンスモアと叫びたいリグレットに満ちていました。当時はそれなりに切実で、今振り返ると喜劇です。そんなのすべてがそうですが。友人のマンションのあの夜の冷え方や、喫茶店の日当たりをよく覚えています。

その真ん中に劇があり、先輩たちが作るそれはとても謎めいていました。そして劇をとりまく日常の方がむしろイベントフルでした。思いがけず自分語りになってしまいましたが、鴨川ホルモーを読んで、強烈に思い返すのはそういう季節です。

カラフルな俳優たちやおもしろ先輩がたが鴨川デルタに集まってくれました。「鴨川ホルモー」それから「ホルモー六景」で語られたことや語られなかったこと、2次会の土手のあちこちに落ちて煌めいていたものを、拾い集めて語ってゆくような劇になりそうです。喜劇にします。

万城目学 コメント

前回公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」を鑑賞後、一個の小説をステージ上の物語に組み替えるメソッドを確かに体得したかに見える上田誠氏に「もう、何でも作れますね」と伝えたら、「何か、おすすめの作品ありますか」と訊ねられました。

「うーん、鴨川ホルモー?」

瓢箪から駒。言ってみるもんやで精神万歳。このひと言から、話が進み始めました。実は「鴨川ホルモー」は十七年もむかしに書かれた小説です。それを今の若者たちが演じ、物語に新たな命を吹きこんでもらえることが何よりうれしい。「ワンスモア」はその新たな命の証であります。

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ニッポン放送開局70周年記念公演「鴨川ホルモー、ワンスモア」

2024年4月12日(金)~29日(月・祝)
東京都 サンシャイン劇場

2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

原作:万城目学(「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」 / 角川文庫刊)
脚本・演出:上田誠
出演:中川大輔八木莉可子鳥越裕貴清宮レイ(乃木坂46)、佐藤寛太石田剛太酒井善史角田貴志土佐和成中川晴樹藤松祥子片桐美穂日下七海ヒロシエリ / 浦井のりひろ(男性ブランコ)、平井まさあき(男性ブランコ)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)

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※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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平田敦子 @hiraatsu

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