劇団青年座、竹田モモコ×磯村純「ぼっちりばぁの世界」開幕　“人が人と分かり合うには”描く

劇団青年座 第254回公演「ぼっちりばぁの世界」が、本日2月15日に東京のザ・ポケットで開幕する。

「ぼっちりばぁの世界」は、竹田モモコが劇団青年座に書き下ろす新作。作中では、寂れた海辺の市営キャンプ場を舞台にした物語が展開する。演出を担う磯村純は「いよいよ初日です。『人が人と分かり合うには』という、簡単なようでとても難しいことを軽快に描く戯曲のリズム感と、幡多弁の織りなす田舎の空気感を大事に、戯曲と向き合ってきました。キャスト・スタッフ全員がお互いを尊重し高め合う稽古場を作ることができたのも作品に良い空気を与えていると思っています。あとは、お客さまが劇場にいらっしゃることで作品は完成します。どうか『ぼっちりばぁの世界』の空気を吸いにいらしてください」とコメントした。

出演者には、尾身美詞、市橋恵、伊東潤、綱島郷太郎、佐野美幸、角田萌果、三浦拓真、山野史人、尾島春香が名を連ねている。公演は2月25日まで。なお19日公演では、竹田、磯村、尾身が登壇するアフタートークが実施される。