大地真央の芸能生活50周年記念公演「最高のオバハン 中島ハルコ」スタート

大地真央が主演を務める舞台「最高のオバハン 中島ハルコ」が、昨日9月2日に東京・シアター1010で開幕した。

「最高のオバハン 中島ハルコ」は2021年にテレビドラマ化され、昨年10月から12月にかけてSeason2が放送された、林真理子の小説。テレビドラマ版では西荻弓絵が脚本、大地が中島ハルコ役で主演を務めた。劇中では“令和の水戸黄門”こと美のスーパードクター・中島ハルコが、世間にはびこる不正や悩みをぶった斬る、痛快コメディが展開する。

大地の芸能生活50周年を記念して上演される本作では、上演台本を秋之桜子、演出を高橋正徳が手がける。出演者には大地のほか、三島昭宏役の田山涼成、大谷将役の合田雅吏、若杉慎之介役の蕨野友也、三友陽子役の浅田美代子らが名を連ねた。

大地は50年間の芸能生活を「最初は他人事みたいだったのですが、色々な方々から『50年ってすごいよ』とか『素晴らしいね』って言っていただいて。これまで出会った方々のおかげで、今の私があると実感しています」と振り返る。また自身が演じる中島ハルコについて「今の時代、こんなにズバズバ忖度なく物を言う人はいないのですが、でもそこに真実があるので、みんなハルコさんのことが好きになるんですよね」と語り、上演に向け「お客様がスカッとして笑顔になって、『また明日からがんばろう！』と思っていただける作品になっています」とコメントした。

東京公演は9月10日まで行われ、その後10月29日まで愛知・福岡・香川・大阪・長野・岩手・山形で上演される。