「我ら宇宙の塵」は、
本作について小沢は「アナログとデジタルの融合といったところでしょうか。全く別物だなと思いながら創作を続けるうちに“今と昔”が混在し始め、やがて僕は共通点を見つけました。それは、どちらも人間が生み出したものだということです」と語り、「五人の俳優とスタッフ陣の創造力、そして観客席に座る人達の想像力。どんなことが起こるのでしょう。上演時間は約100分。人間が起こす力の凄さを堪能していただければと思います。生きた者の凄さを、生きる者の凄さを」と観客にメッセージを送った。
公演は8月13日まで行われる。
小沢道成コメント
150席ほどの劇場空間に“LEDディスプレイ”を舞台装置として壁一面に覆ったらどんな演劇が生まれるんだろうと、そんな好奇心から「我ら宇宙の塵」の創作が始まりました。そして、テクノロジーとは真逆の“パペット”を組み合わせたらどんな相乗効果が生まれるんだろうと、またまた好奇心で創作を進め始めました。アナログとデジタルの融合といったところでしょうか。全く別物だなと思いながら創作を続けるうちに“今と昔”が混在し始め、やがて僕は共通点を見つけました。それは、どちらも人間が生み出したものだということです。人間の力は凄いものです。稽古をやっていても、ひとりの人間から発せられるエネルギーには心が動きます。今、劇場に入り、これまた多くの人の力によってとてつもない光景が広がってきました。五人の俳優とスタッフ陣の創造力、そして観客席に座る人達の想像力。どんなことが起こるのでしょう。上演時間は約100分。人間が起こす力の凄さを堪能していただければと思います。生きた者の凄さを、生きる者の凄さを。
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熊井玲 @rei720
初めて「時間」というものをちゃんと認識した時の感覚を思い出し、切ないような苦しいような思いがして、とても良かった。音、映像、演技が調和して美しかった。 https://t.co/8U8uCpyRb7