韓国の劇団嘉願(Gawon)による初来日公演「デカルコマニー」が、8月23日に東京・シアターΧで上演される。
嘉願は、2016年に韓国の加泉大学舞台芸術学科卒業生によって設立された芸術創作集団。今回は、THEATRE ATMANの招待で嘉願が初来日し、2021年に韓国で上演された作品の日本公演を行う。チョン・ギョンジンが作劇、イ・ジェソンが演出を担う本作では、青少年犯罪を題材に、人間の裏側に存在する“もう1つの顔”を描いたフィクションが展開する。
ひき逃げ事故に遭ったことをきっかけに記憶喪失を患うカン・インボムは、満20歳を迎え、母ミン・ジスクに誕生日パーティを開いてもらっていた。しかし、ケーキの蝋燭を消した瞬間、インボムの記憶は途絶える。インボムが目を覚ますと、彼は自分の母親を殺した人物となっていて……。
チラシには「今回の作品を通じて、私たち全員が被害者でありながら同時に加害者になることができることを見せたいと思いました」というイ・ジェソンのコメントが記載されている。上演時間は1時間40分を予定。
THEATRE ATMAN 招待特別企画公演 劇団嘉顔「デカルコマニー」
2023年8月23日(水)
東京都 シアターΧ
作:チョン・ギョンジン
演出:イ・ジェソン
企画:ホン・ソクファン
キャスト
カン・インボム:カン・ヒジュン
天使:チェ・ジュホン
ミン・ジスク:イ・ハナ
釜山宅:クム・ミンギョン
チュ刑事:チョン・ウィガブ
チュ・ジュンヨン:イ・イェウォン
ヨンファの母:クォン・ジンワン
ヨンファ:イ・アリョン
ステージナタリー @stage_natalie
韓国から劇団嘉願が初来日、青少年犯罪を題材に“人間のもう1つの顔”描く「デカルコマニー」
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