深い穴に落ちた父親は…柳美里の小説原作の「雨と夢のあとに」主演は神尾佑

「雨と夢のあとに」が、8月16日から20日まで東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールで上演される。

これは、柳美里の小説「雨と夢のあとに」を原作に、演劇集団キャラメルボックスが2006年に初演、2013年に再演した演劇作品。劇中では、娘の雨と2人で暮らす、ベーシストの桜井朝晴の物語が展開する。“コウトウキシタアゲハ”と呼ばれる幻の蝶を捕まえるため、台湾に向かった朝晴は、森での探索中、深い穴へと落ちてしまう。幸い雨の元に帰ることができた朝晴だったが……。

今回は中條孝紀が演出・脚色を担い、朝晴役を神尾佑が務める。このほかの出演者には、櫻井淳子、芳本美代子、オクイシュージ、そして北嶋マミ、三浦剛、鳴海剛らが名を連ねている。なお、公演は一部Wキャストとなる。