初代国立劇場ラストの歌舞伎鑑賞教室「引窓」中村芝翫が南与兵衛、中村錦之助が濡髪長五郎に

初代国立劇場さよなら公演 令和5年7月歌舞伎鑑賞教室「双蝶々曲輪日記-引窓-」が、7月3日から20日まで東京・国立劇場 大劇場で上演される。

歌舞伎鑑賞教室は、同劇場で恒例の解説付きの歌舞伎公演。今回は「双蝶々曲輪日記」より「八幡の里引窓の場」が披露される。南与兵衛後ニ南方十次兵衛を中村芝翫、女房お早を市川高麗蔵、平岡丹平を中村松江、三原伝造を坂東彦三郎、母お幸を中村梅花、濡髪長五郎を中村錦之助が勤める。また、解説パートの「歌舞伎のみかた」には、澤村宗之助が登場する。チケットの一般販売は6月13日10:00にスタート。大人が18歳以下の子供と鑑賞する場合は、6月1日10:00から割引価格で購入可能となる。詳細は公式サイトを確認しよう。

なお、劇場が建て替えにより10月に閉場するため、現在の初代国立劇場で歌舞伎鑑賞教室が行われるのはこれがラストとなる。