10年ぶりに上演!ミュージカル「天翔ける風に」出演に珠城りょう・屋良朝幸

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ミュージカル「天翔ける風に」が9月から10まで東京・兵庫・豊橋にて上演される。

ミュージカル「天翔ける風に」ビジュアル

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これは、ドストエフスキーの「罪と罰」を元に、野田秀樹が幕末の日本を舞台に脚色を施した「贋作・罪と罰」を、謝珠栄がミュージカル化したもの。2001年に初演され、その後も上演を重ねている作品だ。10年ぶりの上演となる今回は、謝の演出・振付によりリニューアル上演される。

幕末の世、江戸開成所に通う塾生の三条英は、“彼女以外は全て男”という社会で孤軍奮闘していた。英は、貧しい人たちから法外な利息を取る高利貸しの老婆を殺害しようとするも、偶然そこに居合わせた老婆の妹をも殺してしまう。英と同じ志を持つ才谷梅太郎は、そんな英の様子を心配しているが……。

出演者には三条英役の珠城りょう、才谷梅太郎役の屋良朝幸のほか、今拓哉東山義久原嘉孝加藤梨里香駒田一剣幸らが名を連ねた。上演に向けて珠城は「役者人生の中で自分が三条英を演じる日が来るとは夢にも思っていなかったので、とても幸せに思います」とコメント。屋良は「謝さんのつくる世界に、自分がどのようなスパイスを加えることが出来るのか楽しみです。皆様にも、自分が感じたエネルギーをお届けできたらと思います」と意気込みを語った。

公演は9月29日から10月9日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、13日から15日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、19日から22日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホールにて行われ、チケットの一般販売は東京公演が7月23日10:00、兵庫公演が7月1日、豊橋公演が8月19日10:00にスタート。

珠城りょうコメント

役者人生の中で自分が三条英を演じる日が来るとは夢にも思っていなかったので、とても幸せに思います。野田秀樹さんの戯曲を謝珠栄さんがミュージカルにした日本オリジナル作品。海外作品が多く上演される中で今これを再演するという事に大きな責任も感じますが、原作の罪と罰にはその時代背景ゆえの思想や理想、様々な人間模様が描かれています。私自身が楽しんで苦しみながらも謝さん、キャストの皆さんと熱い舞台を作っていきたいです。

屋良朝幸コメント

「天翔ける風に」に出演させて頂くにあたり、過去の公演映像を拝見させていただいた時に、パフォーマンスに込められた、爆発的なエネルギーが伝わってきました。

一人ひとりの身体能力の高さから湧き出るエネルギーにも感動しました。謝さんのつくる世界に、自分がどのようなスパイスを加えることが出来るのか楽しみです。

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ミュージカル「天翔ける風に」

2023年9月29日(金)~10月9日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2023年10月13日(金)~15日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2023年10月19日(木)~22日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

原作:ドストエフスキー
脚色:野田秀樹「贋作・罪と罰」より
演出・振付:謝珠栄
出演:珠城りょう屋良朝幸 / 今拓哉東山義久原嘉孝加藤梨里香 / 駒田一剣幸 / (以下五十音順)加藤翔多郎、川勝太地、川原田樹、榊海塔、高瀬育海、望月凜、吉田朋弘
ミュージシャン:辻祐、匹田大智

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