「日常を生きるための試みを始めます」劇26.25団が“ハコ会”開始、第1作は「振り向け！」

劇26.25団 ハコ会「振り向け！」が、4月22日から25日まで東京・アトリエクロイハコで上演される。

本公演は、劇26.25団の約3年ぶりの公演。このたび劇26.25団は、“演劇を続けていくための手段”として不定期に行う発表会・ハコ会を開始する。ハコ会第1作となる「振り向け！」では、作・演出を主宰の杉田鮎味が手がけ、出演者に劇団員の長尾長幸、杉元秀透、わたなべあきこ、梢栄、リサリーサが名を連ねた。

本作のチラシの裏には、「カーテン越しに透ける、ゆらゆらとした光。あれはおそらく彼女の存在そのものであったように思います。地面にどっしりと根をはり、身動きの取れないわたしにとって 回游する彼女の存在が羨ましくもあり妬ましくもありました。だからわたしは共犯者になったのです」というコピーが記載された。上演時間は約1時間20分。チケットの販売は明日3月21日にスタート。

杉田鮎味コメント

演劇を続けていくための手段として、不定期に行う発表会を「ハコ会」と呼ぶことにしました。

ニーゴーダンは2020年1月に新宿ゴールデン街劇場で本公演を打ちました。

新宿ゴールデン街劇場はその後まもなく閉館となりました。

非日常的不条理の始まりと共にこの世に生まれ落ちた息子は3歳になろうとしています。

日常を生きるための試みを、始めます。