“唯一無二の世界”紡ぐ、板尾創路&松田凌のW主演作「聖なる怪物」開幕

3

108

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 22 59
  • 27 シェア

板尾創路松田凌がW主演を務める「聖なる怪物」が、昨日3月10日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

「聖なる怪物」出演者

「聖なる怪物」出演者

大きなサイズで見る(全16件)

「聖なる怪物」は、映画監督の甲斐さやかが作・演出を手がけるオリジナル作品。“信仰心”や“神の存在”を題材にした物語が描かれ、教誨のために刑務所を訪れた神父の山川真之(板尾)、自身のことを“神”と呼ぶ死刑囚・町月正紀(松田)、娘が行方不明になったことを神父に相談する敬虔な信者・里井真知子(石田ひかり)らが登場する。出演者には板尾、松田、石田のほか、莉子朝加真由美が名を連ねた。

「聖なる怪物」より。

「聖なる怪物」より。[拡大]

板尾は「甲斐さんの脚本は、小説のように面白く、最後まで一気に読んでしまいました。普段は主演やセリフが多い作品は断ってきたのですが、これが舞台になったらすごく面白くなるだろうと感じ、出演させていただくことにしました」と述べ、「クラシックな舞台で、あまりお目にかかったことがない幻想的な舞台です。ぜひライブで観ていただけたらと思います」と観客にメッセージを送る。

「聖なる怪物」より。

「聖なる怪物」より。[拡大]

「聖なる怪物」より。

「聖なる怪物」より。[拡大]

松田は「この作品は、現実から離れているかのような世界観を持っているけれども、実はすぐそばにある感覚があって、それが甲斐さんの作る唯一無二の世界だと思います。老若男女、どなたにも何かを持って帰っていただける、誰も観たことがない舞台だと思います」とコメント。また石田は台本を読んだ感想について「とても面白いけれども、とても難しい。やりがいしか感じない脚本でした」と話し、「今回は、役者と演出家6人のうち、3人が初めての舞台です。それは、私たちの武器だと思います」と述べた。

公演は3月19日まで行われる。

この記事の画像(全16件)

「聖なる怪物」

2023年3月10日(金)~19日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

作・演出:甲斐さやか
出演:板尾創路松田凌 / 莉子朝加真由美 / 石田ひかり

全文を表示

読者の反応

  • 3

杉山麻衣 @osugi_mai

新国立劇場 小劇場にてはじまっております!

主演のひとり松田凌さんと初めてお仕事をしたのはミュージカル薄桜鬼でした。
知り合って干支が一周したねと稽古場で笑い合いながら、今もこうやって素敵な作品に共に携われていることは幸せなことです。

3月19日までです。観て欲しい。

#聖なる怪物 https://t.co/ygFhvWGr4o

コメントを読む(3件)

関連記事

板尾創路のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 板尾創路 / 松田凌 / 石田ひかり / 莉子 / 朝加真由美 / 甲斐さやか の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします