フランソワ・ジラール新演出版のオペラ「ローエングリン」を映画館で

METライブビューイング「ワーグナー《ローエングリン》」が、4月21日から27日まで東京・東劇ほかで全国上映される。

METライブビューイングはアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（以下MET）で上演されるオペラ公演を映画館で楽しめるシリーズ。「ローエングリン」は、リヒャルト・ワーグナーがドイツ建国にまつわる歴史を題材に手がけたオペラ作品で、今回はフランソワ・ジラールによる新演出版が上映される。指揮をヤニック・ネゼ＝セガンが担当し、出演者にはピョートル・ベチャワ、タマラ・ウィルソン、クリスティーン・ガーキー、エフゲニー・ニキティン、ギュンター・グロイスベックが名を連ねた。

なおMETライブビューイングでは5月以降、「ヴェルディ《ファルスタッフ》」「R・シュトラウス《ばらの騎士》」、MET初登場作「テレンス・ブランチャード《チャンピオン》」、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ新演出版「モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》」、サイモン・マクバーニー新演出版「モーツァルト《魔笛》」が順次上映される予定だ。