本日12月13日、ミュージカル「キングアーサー」の稽古場より、劇中の歌唱シーンがオンラインで一部披露された。
本作は、ミュージカル「1789 -バスティーユの恋人たち-」や宝塚歌劇花組公演「CASANOVA」などで知られるドーヴ・アチアが、音楽・脚本・作詞を手がけたフレンチミュージカル。今回は日本版台本・演出を韓国の演出家オ・ルピナ、翻訳・訳詞を
本日の稽古場公開は現場に設置された定点カメラを通じて行われ、劇中より7曲の歌唱シーンが披露された。まず姿を現したのはメレアガン役の
アーサー役の
続いて浦井、ランスロット役の平間、グィネヴィア役の
最後に披露されたのは、メレアガン役の
キャストたちがパフォーマンスを終えると、演出のオが「本当に幸せな気持ちで稽古しています。開幕まで安全に楽しく稽古をして、皆さんに会えるようがんばります。皆さんも健康に気を付けて、劇場でお会いしましょう」と観客にメッセージを送り、カメラに向かって「ありがとうございます!」と日本語であいさつ。その後は大勢のキャストたちが画面の前に姿を現して手を振り、取材を締めくくった。
歌唱披露に際し、キャストからのコメントも到着。浦井は本作のテーマである“選択”に触れて「それでも抗いたいというアーサーたちの、運命や選択を超えた想いなどが、時代への願いに変換されて込められているような今作。過去、シェイクスピア歴史劇シリーズに携わっていた時と同じ流れを感じています。王とは、血筋とは。そして、いつの時代にも通ずる人間の業というものに立ち向かう、純粋なアーサーを演じていきたいと思います!」と語った。
公演は1月12日から2月5日まで東京・新国立劇場 中劇場、11・12日に群馬・高崎芸術劇場 大劇場、24日から26日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、3月4・5日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールで行われる。なおキャストからのコメントは下記の通り。
浦井健治コメント
作品のテーマである、選択。
今の世の中、選択することを余儀なくされることも多く、自分自身、日常的に責任をもって行動することと、良いこと悪いことを間違えないように選択することの大切さを今まで以上に感じている日々です。
それでも抗いたいというアーサーたちの、運命や選択を超えた想いなどが、時代への願いに変換されて込められているような今作。過去、シェイクスピア歴史劇シリーズに携わっていた時と同じ流れを感じています。王とは、血筋とは。
そして、いつの時代にも通ずる人間の業というものに立ち向かう、純粋なアーサーを演じていきたいと思います!
伊礼彼方コメント
初のフレンチロック。
想像以上に1曲1曲の個性が強く、独特で、どの曲もシングルカット出来るくらい遜色のないクオリティー。数人の作曲家が関わっているのにもかかわらず、良くこれを一本の芝居にまとめたなぁと感心しました。
メレアガンはほとんど台詞がないので音楽の力と殺陣を使って心情を伝えられるように心掛けてます。どこまで伝えられるのかまだ手探りですが、限られた時間の中、色々チャレンジし、役を掘り下げて初日を迎えられるように精進します。
ファンの方やお客さまと年明け早々に会えるのが嬉しいです。
今から待ち遠しい!!!
メインキャスト以外のカンパニーのみんなも一人一人の技量が高く、観ていて毎回惚れ惚れする。彼らが作り出す世界観と僕らの芝居が合わさった時、初めて日本版キングアーサーが生まれます。存分に楽しんでください。
お見逃しなく!!
加藤和樹コメント
日を重ねるごとに形になっていく様子を目の当たりにして、ワクワクしています。ルピナさんの演出は我々をしっかり正しき方向へ導いてくれます。
一つ一つのシーン、それぞれの役の感情が芝居、歌を通してビンビンに伝わってきます。ここから更に良い方向へ進んでいくと思います。ご期待ください。
太田基裕コメント
ランスロット役の太田基裕です。
まだまだこれから稽古を積む段階ですので、
見えていない部分ばかりですが、お客様に楽しんでいただける様に稽古していきたいと思っています。
来年の幕開けに相応しい豪華なエンターテイメント作品になるかと思いますので、ぜひ楽しみにいていただけると幸いです。
元気な姿で劇場でお会いしましょう!
平間壮一コメント
これからの残りの稽古も一生懸命向き合って初日まで頑張っていこうと思っています。
キングアーサーを好きな人が沢山いる事もわかって、それぞれの好きポイントも全然違ったりしていて、アーサー伝説のように色々な捉え方がある作品だからこそ自分の軸もしっかりおきつつ幅広い世代の方に楽しんでいただけるようにがんばっていきます!
劇場でお待ちしております。
小南満佑子コメント
グィネヴィア役の小南満佑子です。
フランス、韓国で上演され、多くの方に愛されている作品に、グィネヴィアとして出演させて頂けること、そして韓国公演の演出をなさったルピナさんの熱いご指導のもと、連日充実したお稽古に大変喜びを感じながら奮闘しております。
人生は選択の連続だと言われますが、そんな重大な選択を迫られた時に、人はどういった感情を持ち、行動するのか。
グィネヴィアの選ぶ道を丁寧に描いていけるよう、全身全霊で挑んで参ります。
2023年の幕開けに相応しい豪華な今作を是非ご期待下さい!
宮澤佐江コメント
グィネヴィア役を演じます、宮澤佐江です。
数年前、この作品の出演のお話を頂いて以来頭の片隅にキングアーサーが常に存在していました。自分の人生のこのタイミングでこの作品に出演できる事、そしてそれを自らが選択した事、絶対に何か意味があると思っています。私にとってこの作品への出演は大きなチャレンジです。日々のお稽古の中でまだまだ自分への課題は山積みですが、必ず自信を持って舞台上でグィネヴィアとして生きます。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと心を一つに日本ならではの「ミュージカルキングアーサー」を創りあげたいと思います。楽しみにしていてください。
小林亮太コメント
台本に書かれた言葉が、稽古で少しずつ具現化されてきました。想像していた以上に、壮大で、華やかで。しかし、アーサーがいたであろう時代を生きようとするのはなかなか難しいです。その中でも、健治さんの生きるアーサーは生命力に溢れていて、とても力強く……日々、掬い上げてもらっています。王の成長を見守る者として、ガウェインの在り方を、残りの稽古期間、模索していきたいと思います。
東山光明コメント
1幕を通し、今は2幕のお稽古真っ只中ですが戦闘シーンなどド派手なナンバーから心に響くナンバーまでエンタメ要素が豊富な作品だと強く思います。登場人物の中ではある意味浮いたキャラのケイですが、これからも真剣に彼の生き様を突き詰めていきたいです。カンパニーウェアも届き、これを着て更に一丸となって初日目指して頑張ります!2023年の新年幕開けとなる「キングアーサー」を大成功させていきますので応援よろしくお願いします!!
石川禅コメント
「ああ、ほら、エクスカリバーを岩から引き抜いた人でしょ?」「あ、円卓の騎士を作った人?」「あれ?、エクスカリバーってRPGの主人公が持てる武器によく出てくるヤツ?」(笑)アーサー王のことを聞かれると、おしまいに「?」マークが付くほど、知らないことばかりでした。未だに実在したかどうか議論される人物なのに、海外ではアーサー王に纏わる映画が40作品以上制作されているそうです。何故そんなに支持されるのか? 僕はこの作品に取り組んでその理由が段々わかってきたところです。一緒にアーサーの背負った「運命」を追体験してみませんか? 劇場でお待ち申し上げております。
安蘭けいコメント
演出のオ・ルピナさんに明確なビジョンが見えているので、信頼して安心して、いい稽古ができていると思います。モルガン役に関しては、求められるキャラクターのイメージをいかに自分に落とし込んで演じるかが課題になってくると思います。お客様に楽しんで頂ける作品になるようにカンパニーみんなで頑張ります!
ミュージカル「キングアーサー」
2023年1月12日(木)~2月5日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2023年2月11日(土)・12日(日)
群馬県 高崎芸術劇場 大劇場
2023年2月24日(金)~26日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
2023年3月4日(土)・5日(日)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
日本版台本・演出:オ・ルピナ
翻訳・訳詞:
音楽監督:竹内聡
キャスト
アーサー:
メレアガン:
ランスロット:
グィネヴィア:
ガウェイン:
ケイ:
マーリン:
モルガン:
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