青年団の2本立て公演が本日開幕、平田オリザ「新ネタも満載でお届けします」

青年団 97回公演「『コントロールオフィサー』＋『百メートル』二本立て公演」が、本日10月21日に兵庫・江原河畔劇場で開幕する。

これは、平田オリザが作・演出を手がける2作品「コントロールオフィサー」と「百メートル」を一挙上演するもの。いずれも、オリンピックに向けたスポーツ選手たちの悲喜こもごもが描かれる。2020年の上演版では、東京オリンピックを題材に描かれたが、今回の上演版では、2024年に開催されるパリオリンピックに向けた物語として書き直される。

開幕に際し、平田は「昨年、中止となった沖縄に加え、長崎にも新たに回れることになりました。東京オリンピックに向けて書いた作品が、ここまでロングランになるとは感無量です。今回は、新ネタも満載でお届けします」とコメントした。兵庫公演は10月23日まで。その後は27日から30日まで沖縄・アトリエ銘苅ベース、11月3日から6日まで長崎・アトリエPentAで上演される。