被災地への祈りと鼓舞を表現、DANCE PJ REVO「窪地」金沢で初公演

DANCE PJ REVO「窪地」が本日10月14日から16日まで、石川・金沢21世紀美術館 シアター21にて上演される。

本公演は、金沢21世紀美術館芸術交流共催事業「アンド21」2022年度に採択されて、上演するもの。東北地方太平洋沖地震、被災地への祈りと鼓舞を表現した作品で、2020年の「DANCE×Scrum!!! 2020」にて初演された。金沢での発表は今回が初となる。

上演に向けて振付・構成・演出を手がける田村興一郎は「2011年3月11日。東日本大地震災から約10年が経ち、あのとき感じた大きな痛みが和らいで少しずつ風化しているように感じます。そして被災地には新たな芽が咲き始めていました。あの日、行き場のなかった魂たちは、現代の苦境な状況で戦う私たちの背中を強く押してくれているはずです。たくさんの人に愛されてきた振付作品『窪地』の上演。そんな私たちを鼓舞するような魂のダンスを届けたいです。劇場にて心よりお待ちしております」とコメントした。なおパフォーマンス40分、アーティストトーク15分を予定している。