「アレグリア-新たなる光-」は、シルク・ドゥ・ソレイユにとって5年ぶりとなる来日公演。「アレグリア」はこれまで、日本で1996年に初演、2004年にも「アレグリア2」として上演された。新バージョンとなる今回は、ステージセット、衣裳が一新される。劇中では、王を亡くしかつての輝きを失った王国を舞台にした物語が展開。宮廷の愚か者ミスター・フルールは、王が不在の中、自分を正当な王位継承者と思い込み、不器用に王権を行使しようとする。そんな中、変化・希望を求める若者たちは力のバランスを変えようと立ち上がり……。
記者発表では、劇中で登場する2つのパフォーマンス、“ハンド・バランシング&コントーション”と“ハンド・トゥ・ハンド”が披露されたほか、シンガーがテーマ曲「アレグリア」を歌唱。“ハンド・バランシング&コントーション”では、アーティストが3つの杖の上でバランスを取り、軟体芸を次々に繰り出す。2人の女性アーティストが登場する“ハンド・トゥ・ハンド”では、1人が腕や肩の力だけで相手を持ち上げたあとにポーズを決め、息のぴったり合ったパフォーマンスで魅せた。またいずれのパフォーマンスにもミスター・フルールが登場し、コミカルな動きで笑いを添えた。
会場には、公演のスペシャルサポーターの
サンドウィッチマンは、これまで来日公演のサポーターを3作連続で務めてきた。会場でのパフォーマンスを観た感想を、伊達が「『相変わらずすごい』と感動しました。僕らも“ハンド・トゥ・ハンド”をやってみたいなと思ったのですが、富澤が太っているので……」と述べると、富澤はすかさず「太ってない」と返し、会場を笑いで包む。アンミカは、司会からドレス姿を褒められると「『アレグリア』を意識しました」と笑顔でターンを決める。さらに「シルク・ドゥ・ソレイユの作品はヘアメイクや衣裳も魅力。すべてが芸術で、圧倒的な美ですよね」と述べた。
伊藤は「私はまだシルク・ドゥ・ソレイユを観たことがないのですが、家族はシルクのファン。サポーターに決まったことを一足早く家族に伝えたところ、喜んでくれました!」と笑顔を見せる。本田は「日本で観られるのが楽しみ。歌やパフォーマンスに期待でいっぱいです」と微笑む。また長田が真面目な顔で「(シルク・ドゥ・ソレイユは)コントの最高峰だと思っています。盗めるボケがあったら盗みたい」とボケると、周囲は「コントじゃない」とツッコミを入れる。また伊達から「(シルク・ドゥ・ソレイユを)観たことある?」と問われた松尾は「観たことないですけど!?」と冗談交じりに声を荒げつつ、「観てないからこそ、すごく楽しみです!」と述べた。
「アレグリア-新たなる光-」は来年2月8日から6月4日まで東京・お台場ビッグトップにて開催され、大阪公演は7月14日に開幕する。
シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア-新たなる光-」日本公演
2023年2月8日(水)~6月4日(日)
東京都 お台場ビッグトップ
2023年7月14日(金)~
大阪府
関連記事
桜 @Q0gtO43etrrfg
ステージナタリー / 「アレグリア」サポーターがシルク・ドゥ・ソレイユの魅力を語る、来日アーティストによる演技も https://t.co/XWjFh7nvPy https://t.co/RxAhDh4SCE