柴幸男「新しい『あゆみ』が生まれました」果報プロデュース公演がスタート

山本沙羅による果報プロデュース「あゆみ」が、昨日9月28日に東京・すみだパークシアター倉で開幕した。

これは、2008年に初演された柴幸男による戯曲「あゆみ」を、柴自らの演出で上演するもの。出演者には山本に加え、石森美咲、稲田ひかる、井上みなみ、小口ふみか、田久保柚香、橘花梨、前田綾が名を連ねている。なお、本公演は昨年9月に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。

柴は「新しい『あゆみ』が生まれました。関わってくださった出演者、スタッフのみなさんのおかげです。また初演、再演、これまでに『あゆみ』を創作し上演してくださったすべての方々のおかげだと思います。ありがとうございます。初演の台本はそのままに、180度ほど視点を転回させて、私の一生と共に他者の存在を描きました。『あゆみ』をご存知の方も、まだ知らない方にも、多くの人に見て欲しいです。よろしくお願いします」とコメントしている。上演時間は約1時間40分で、公演は10月2日まで。