中田永一の小説「くちびるに歌を」舞台化、森保まどかが中学合唱部の顧問に

舞台「くちびるに歌を」が、12月に東京・かめありリリオホールで上演される。

本作は中田永一の小説「くちびるに歌を」（小学館文庫）を原作にした舞台作品。この小説は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった楽曲「手紙 ～拝啓 十五の君へ～」にインスパイアされて執筆された。原作小説はその後マンガ化されたほか、2015年には映画「くちびるに歌を」もされた。

初の舞台化となる今回は脚本・演出を長戸勝彦が担当し、森保まどかが柏木ユリ役で主演を務める。劇中では、長崎県五島列島のある中学校の合唱部を舞台とした物語が展開。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼するが……。公演詳細については続報を待とう。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。