ミゲール・デ・セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」を原作とした「ラ・マンチャの男」は、脚本をデール・ワッサーマン、音楽をミッチ・リーが手がけたミュージカル。1965年にアメリカの地方都市で上演されたのち、ブロードウェイに進出。1969年に白鸚(当時は市川染五郎)主演で日本初演され、その後も半世紀以上にわたって上演が重ねられてきた。今年2月には東京・日生劇場にて、白鸚にとっての「ラ・マンチャの男」ファイナル公演を実施。しかし新型コロナウイルスの影響により、全25回を予定していた公演は7回で終了した。
今回は“幻”となったファイナル公演が復活。出演者には白鸚をはじめ、2022年公演にキャスティングされていたアルドンザ役の
本日8月19日に80歳の誕生日を迎えた白鸚は「生涯で一番嬉しい誕生日になりました」と言い、「前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、『ラ・マンチャの男』の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです」と意気込みを語った。
松本白鸚コメント
生涯で一番嬉しい誕生日になりました。
初演は二十六歳、ブロードウエイに行ったのは二十七歳でした。それから五十三年……。
万感の思いです。
前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、
「ラ・マンチャの男」の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、
初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです。
ミュージカル「ラ・マンチャの男」
2023年4月14日(金)~24日(月)
神奈川県 よこすか芸術劇場
脚本:デール・ワッサーマン
作詞:ジョオ・ダリオン
演出:
音楽:ミッチ・リー
訳:森岩雄、高田蓉子
訳詞:福井崚
キャスト
セルバンテス / ドン・キホーテ:松本白鸚
アルドンザ:
サンチョ:
アントニア:
神父:
家政婦:荒井洸子
床屋:祖父江進
ペドロ:大塚雅夫
マリア:白木美貴子
カラスコ:
牢名主:
ほか
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