富山のはるか、2年ぶりの新作公演は“サイケティックホラー”「バーン・ザ・ハウス」

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富山のはるか「バーン・ザ・ハウス」が、11月17日から20日まで東京・シアター・バビロンの流れのほとりにてで上演される。

上段左から東迎昂史郎、緒形敦、足立信彦、下段左から丸山港都、田中爽一郎、松尾祐樹。

上段左から東迎昂史郎、緒形敦、足立信彦、下段左から丸山港都、田中爽一郎、松尾祐樹。

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富山のはるかのロゴ。

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これは、富山のはるかにとって、約2年ぶりとなる新作公演。劇中では、古い祭りが残る村で母と兄と暮らす主人公・ヨダカの“サイケティックホラー”が展開する。ある日原因不明の病で母が死去し、兄弟は悲しみに暮れる。そんな彼らの元に、消えたはずの父親が現れ「この家は呪われている」と言い放ち……。

演出を松尾祐樹、脚本を戸塚ヤスタカが担当。出演者には緒形敦、ゴジゲンの東迎昂史郎、足立信彦、丸山港都、田中爽一郎が名を連ねた。チケットの販売は10月8日10:00にスタート。松尾のコメントは以下の通り。

松尾祐樹コメント

本作品は「家」についての物語です。

親が死んだ時に実家の家を引き継がなければならないが、その家に住むのも大変だし、売却するのも大変です。そんな「家」をどうすべきかというのが物語の着想です。

家は物質としてそこに存在します。「家族」や「血縁」などと違い質量を持ってそこに存在しています。それはより直接的な呪いなのかもしれません。忘れることや、感情などではどうにもならないのが質量を持った「家」の特徴です。

受け継がなくてはならないものは多くあります。そういったものを捨てることは出来るのかという物語です。しかし、人間はどうしても独りにはなりきれないものです。結果として捨てることができないものもあるかもしれません。ですが、考えることは大切だと思いました。

上のようなことから着想をえて、ビジュアルはスタイリッシュで、物語はB級ホラーのようなバカバカしい「痛快!サイケティックホラー!」を作ろうと思っております。

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富山のはるか「バーン・ザ・ハウス」

2022年11月17日(木)~20日(日)
東京都 シアター・バビロンの流れのほとりにて

演出:松尾祐樹
脚本:戸塚ヤスタカ
出演:緒形敦、東迎昂史郎、足立信彦、丸山港都、田中爽一郎

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東京夜光 @tokyoyako

富山のはるか『バーン・ザ・ハウス』に客演します。初めましての劇団さんに初めましてのみなさんと。気鋭の創作を続けてきた富山のはるかの新しい作品作りに参加できるのが非常に楽しみです。どうぞよろしくお願いします。(丸山) https://t.co/q6QdTAG0Oa

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