“日本の戦争”描く6本を上演、劇団チョコレートケーキ「生き残った子孫たちへ 戦争六篇」

劇団チョコレートケーキ「生き残った子孫たちへ 戦争六篇」が、8月17日から9月4日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストと東京・東京芸術劇場 シアターウエストで開催される。

これは劇団チョコレートケーキによる連作公演。今回は“日本の戦争”を多様な視点から見つめ直すことを目指し、過去作5本と新作1本が2劇場で上演される。8月17日から21日までシアターイーストで「帰還不能点」、18日から26日までシアターウエストで「追憶のアリラン」、24日から27日まで同じくシアターウエストで「無畏」を披露。また25・26日には劇団チョコレートが今年1月から行ってきた長期ワークショップのメンバーによる「〇六〇〇猶二人生存ス」「その頬、熱線に焼かれ」の短編2本立てが、8月29日から9月4日にかけては新作「ガマ」が、いずれもシアターイーストで上演される。

なお「帰還不能点」「追憶のアリラン」「無畏」「ガマ」の長編4作品では、9月17日10:00から10月16日22:00まで映像配信を実施。各作品には日本語字幕が付くほか、朝鮮半島を舞台とする「追憶のアリラン」はハングル字幕も用意される。視聴料金は1作品あたり3500円、4作品セットで1万2000円だ。