松井石根の最期紡ぐ、劇団チョコレートケーキの最新作「無畏」7月から駅前劇場で

劇団チョコレートケーキの第32回公演「無畏」が7月31日から8月10日まで、東京・駅前劇場で上演される。

「無畏」は当初、7月29日からの公演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で開幕を後ろ倒しにし、公演規模を1日1公演に縮小して行われることに。

タイトルの「無畏」は、東京裁判で死刑判決を受けた陸軍大将・松井石根が“死を怖れない”という意味で辞世の句に使用した言葉。本作では、彼の悔恨と最期の日々が描かれる。脚本、演出をそれぞれ劇団チョコレートケーキの古川健と日澤雄介が務め、劇団員の岡本篤、西尾友樹のほか、青木柳葉魚、今里真、近藤フク、原口健太郎、林竜三、渡邊りょうがキャスティングされた。チケットは6月30日11:00に発売開始。

なお、本公演では新型コロナウイルス感染症拡大予防として観客に、検温や手洗い、手指の消毒、マスク着用などへの協力・理解を求めているほか、間隔を空けた客席の設定、座席のアルコール消毒などが行われる。