新宿梁山泊「下谷万年町物語」開幕、大鶴義丹「テントならではの演出」と手応え

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新宿梁山泊「下谷万年町物語」が、本日6月12日に東京・花園神社境内 特設紫テントにて開幕した。

新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」より。(撮影:石澤瑤祠)

新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」より。(撮影:石澤瑤祠)

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新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」より。(撮影:石澤瑤祠)

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唐十郎が作劇を手がけた「下谷万年町物語」は、1981年に蜷川幸雄の演出、李麗仙と渡辺謙の出演で初演された作品。金守珍の演出で上演する本公演には、金のほか、新宿梁山泊の旗揚げメンバーである六平直政、そして大鶴義丹らが出演する。

新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」より。(撮影:石澤瑤祠)

新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」より。(撮影:石澤瑤祠)[拡大]

開幕に際し大鶴は「花園神社にテントが立ち、劇場では表現しきれないテントならではの演出のゲネを経て、やはり『下谷万年町物語』がテント上演を想定して父が描いたのではないか、という予想は確信に変わった」と今回の上演への手応えを語っている。上演時間は休憩を含み約2時間25分。公演は6月25日まで。

大鶴義丹コメント

コロナの影響もあり2年ぶりの出演となる新宿梁山泊公演「下谷万年町物語」。蜷川幸雄演出の大劇場用に、父・唐十郎が書き下ろした作品だが、この作品は実はテントでの上演をイメージして書かれたのではないかと思い、座長の金守珍にテント上演を提案し実現した。花園神社にテントが立ち、劇場では表現しきれないテントならではの演出のゲネを経て、やはり「下谷万年町物語」がテント上演を想定して父が描いたのではないか、という予想は確信に変わった。

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新宿梁山泊 第72回公演「下谷万年町物語」

2022年6月12日(日)~25日(土)
東京都 花園神社境内 特設紫テント

作:唐十郎
演出:金守珍
出演:金守珍、六平直政大鶴義丹広島光松田洋治、佐藤正行、宮原奨伍藤田佳昭キンタカオ、蜂谷眞未、清水美帆子、紅日毬子、二條正士、宮澤寿、中嶋海央、柴野航輝、田中周平、松嶋健太、本間美彩、河西茉祐、星野李奈、長山知史、北野秀気、佐々木穂高、田中廉、熊木理太

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