レイモン役の
アメッド役の
アニメ映画化もされた「ぼくの名前はズッキーニ」は、2002年にフランスで出版されたジル・パリスの小説。とある事故で母親を亡くした少年が、引き取られた先の養護施設“みんなのいえ”で仲間や大人たちと出会い、その交流を通して前を向いて生きようとする姿を描く。音楽劇として世界初演される今回、
公演は2月28日から3月14日まで東京・よみうり大手町ホール、19日から21日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケットの先行販売は明日1月29日12:00から2月1日23:59まで受け付けられる。東京公演の一般チケットは2月13日10:00に発売。
平田満コメント
とても子どもたちがイキイキしているお話だと思います。実際は孤児であったり厳しい事も描かれていますが、それはこの芝居の中では“背景”なので子どもたちが前に立って、僕ら大人はサポートをして彼らの良さを引き出す立場となればいいなと考えています。この物語は大人があまり出てこないのですが、僕が演じるレイモンは子ども寄りであったり、大人寄りであったり、難しい立ち位置だと思っています。すべてを俯瞰で観る事が出来るように演じたいですね。そして演出のノゾエさんは子どもの純真さを持っていらっしゃるような一面を垣間見せていらしたので、とても楽しみです。そして素直で正直な方。この作品には相応しい演出家だと思います。
稲葉友コメント
シモンの目で見る世界や自己評価の仕方、人をどう見るか、そして自分をどう見るか、そこでかかっているフィルターが自分と似ていて親近感を感じています。子どもらしからぬ部分をどう表現できるかなと考えています。とはいえ子どもらしいところもありますし、それは普通の大人にもある感覚だったりする。人間なら誰もが思っている感覚をシモンとして感じ取りたいです。演劇ですので劇場で観ていただけると嬉しいですが、なかなかこんな状況ですので難しいかと思いますが、間違いなく劇場でしか生まれないエネルギーがあると思います。僕らも最高の作品を作りたいと思います。
上村海成コメント
(本作は)子どもの目線ではあるんですが、台本を読んでいくと子どもと大人ってそう変わらないなと思うんです。もっと無邪気な感じで子ども時代を思い出してはいるのですが、大人になってからわかる事と、子どもの時だからこそある真っ直ぐな感情のぶつけ方が混ざり合っている気がして、今なら昔の自分を取り戻せるかなっと感じています。今回この作品では子どもらしいはつらつとした部分と、なかなか厳しい境遇に置かれている事で大人にならざるを得なかった子どもたちを描きます。大人が観ても胸にグッとくる作品になっていると思います。是非多くの方に観ていただきたいです。
本多力コメント
「ぼくの名前はズッキーニ」の稽古がはじまりました。ノゾエさんは役者ひとりひとりをしっかり見てくれはります。だから役者は色々試そうと思うし、失敗してもいいや!という勇気を持てます。それと自分が初めて観たノゾエさんの舞台で使われていたユニークな手法を今回やっています。客席でゾクゾクしまくりだったその手法は、いざやるとなるとむちゃくちゃ難しいです。みんなでトライ&エラーを繰り返しながら、知恵を出し合い絞り合い稽古しています。一生稽古やっていたいです。この稽古場の空気を本番でも舞台上に乗せられたら、きっと楽しいことになるだろうなあと思って日々稽古しております。良ければ観に来てください!
「ぼくの名前はズッキーニ」
2021年2月28日(日)~3月14日(日)
東京都 よみうり大手町ホール
2021年3月19日(金)~21日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
原作:ジル・パリス
脚本・演出:
音楽:田中馨
出演:
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えりりん @inoken_masa_eri
辰巳雄大主演「ぼくの名前はズッキーニ」平田満・稲葉友らのコメントが到着(コメントあり) https://t.co/Hv1NLV1LUI