土屋太鳳・土屋炎伽・土屋神葉が姉弟共演、朗読劇「ぼうけんの星」福岡で 演出は河内大和

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土屋太鳳、土屋炎伽、土屋神葉らが出演する朗読劇「ぼうけんの星」が、11月8・9日に福岡・九州大学医学部 百年講堂で上演される。

朗読劇「ぼうけんの星」チラシ表

朗読劇「ぼうけんの星」チラシ表

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これは、九州大学有志と福岡応援企業による「ふくおかクリスマスフェスタ」の一環として開催されるもの。同プロジェクトは文化を通して、経済的・社会的に困難な状況にある子供たちや家庭、障害を持つ人を支援し、包摂的な環境作りを進めることを目指している。

本作では、姉弟同士である土屋太鳳、土屋炎伽、土屋神葉が初めて舞台で共演。脚本を土屋太鳳、土屋炎伽、土屋神葉、粟生ミミからなるチームTEAS airが手がけ、演出を河内大和が担当する。

土屋太鳳は「孤独を消すことは出来なくても、人と人が出会えば、孤独なのは自分だけじゃないと知る時間を探せるかもしれない。そして世界が本当に広いなら、その扉を一緒に探す『ぼうけん』をしたいなと思います。秋の福岡で、お待ちしています」、土屋炎伽は「様々な理由で『孤立』するしかない人は、たくさんいると思います。私がこのプロジェクトでどんな役割を担えるのか、試行錯誤しつつ誠実に取り組みたいと思います」、土屋神葉は「かつて祖⽗が学んだ場所で、絶対に叶わないと思っていた『姉弟での共演』が実現する。その偶然に、僕は不思議な縁を感じます。そして、この縁は、僕たち家族だけのものではなく、『ぼうけんの星』という作品とこれから出会う方々と、分かち合うためのものでもあると思います」とコメント。

また河内は「演劇は、“いま・ここ”にある出会いと創造の連なりです。この作品が、大人と子ども、演者と観客、そして想像と現実をつなぐ『星』のような存在になればと願っています。心を込めて、舞台をお届けします」と語った。

チケットの一般販売は8月23日10:00にスタート。なお朗読劇のチケットを購入すると、12歳以下を対象とした「子どもワークショップ」にも申し込むことができる。詳細は公式サイトで確認しよう。

土屋太鳳コメント

「誰かのために何かをする」これは素晴らしいことでありながら、難しいことでもあると思います。でも私の心には、子どもの頃から、この思いがありました。それはたぶん⽗や⺟からの影響だろうと思います。⽗と⺟は、それぞれ異なる家庭環境で育ちました。真逆の環境の中で、なぜか二人とも同じような孤独を感じていたそうです。そして人が成⻑する時期に、「孤独」が様々な影響をもたらすことも話してくれました。孤独を消すことは出来なくても、人と人が出会えば、孤独なのは自分だけじゃないと知る時間を探せるかもしれない。そして世界が本当に広いなら、その扉を一緒に探す「ぼうけん」をしたいなと思います。秋の福岡で、お待ちしています。

土屋炎伽コメント

私自身の成⻑を振り返ると、そこにはいつも妹と弟と友人と、友人の家族がいました。⽗や⺟が忙しい時、私は友人の家族とムササビを探しに行ったり、妹や弟と多摩川へ出かけたりしました。私たちは小さな冒険を繰り返しながら、大人へと育つことが出来ました。でもその環境に辿り着くまで、⽗と⺟は本当に大変だったと思います。妹が監督を務めたショートフィルムで、介護に疲弊した⺟親役が登場します。⺟がモデルでした。実際には、祖⽗の介護は私の子ども時代と重なっていました。様々な理由で「孤立」するしかない人は、たくさんいると思います。私がこのプロジェクトでどんな役割を担えるのか、試行錯誤しつつ誠実に取り組みたいと思います。

土屋神葉コメント

先日、「ぼうけんの星」の打ち合わせのため、会場となる九州大学医学部百年講堂を訪れました。重厚な門の傍に佇む歴史ある建物を目にした瞬間、祖⽗のアルバムに写っていた風景と同じだと、気がつきました。かつて祖⽗が学んだ場所で、絶対に叶わないと思っていた「姉弟での共演」が実現する。その偶然に、僕は不思議な縁を感じます。そして、この縁は、僕たち家族だけのものではなく、「ぼうけんの星」という作品とこれから出会う方々と、分かち合うためのものでもあると思います。時を越えて、姉たちと僕が祖⽗の学び舎に戻ってきたように、「ぼうけんの星」に出会う誰かが、やがて、このプロジェクトの一員となる。そんな未来を夢見ています。

河内大和コメント

朗読劇「ぼうけんの星」は、“朗読”という形式を大切にしながらも、その枠にとどまらず、様々な要素を取り入れて空間に物語を立ち上げていく“動く朗読劇”。このために紡がれた物語には、柔らかな想像力と、まっすぐな生命力が宿っています。その光のような脚本に触れ、声と身体と心で表現する意味を、あらためて考える機会となりました。演劇は、“いま・ここ”にある出会いと創造の連なりです。この作品が、大人と子ども、演者と観客、そして想像と現実をつなぐ「星」のような存在になればと願っています。心を込めて、舞台をお届けします。

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朗読劇「ぼうけんの星」

2025年11月8日(土)・9日(日)
福岡県 九州大学医学部 百年講堂

スタッフ

脚本:チームTEAS air(土屋太鳳、土屋炎伽、土屋神葉、粟生ミミ)
演出:河内大和

出演

土屋太鳳 / 土屋炎伽 / 土屋神葉 / 土屋広次郎 / 城俊彦

※子供、未就学児、障害児、障害者(大人)、親子ペア、未就学児・障害児親子ペアチケットあり。

公演・舞台情報

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