「おかしな二人」花總まりがコメディの苦労語る「大地さんの姿から勉強しています」

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10・11月に上演される「おかしな二人」に向け、9月26日に花總まりの取材会が行われた。

花總まり

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ニール・サイモンによる「おかしな二人」は、1965年に初演された喜劇作品。「エリザベート」「レディ・ベス」「マリー・アントワネット」など数々の大作ミュージカルに出演してきた花總は今回、初めてのコメディに挑む。花總は「セリフを話すことに慣れていません。ニール・サイモンのセリフの面白さをお客様に伝えるのが最低条件だと思って一生懸命お稽古していますが、間の取り方、伝え方などに難しさを痛感しています」とコメディの苦労を語り、「大地(真央)さんが的確に、自然に、明瞭に演じられているお姿を見せて勉強になっています」と、初共演の大地真央を称賛した。

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新型コロナウイルスの影響を受け、花總が出演予定だった「エリザベート」は全公演中止となった。8月に東京・帝国劇場で開催されたコンサート「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」を経て、久しぶりの演劇公演となる花總は「私は、舞台は生が一番だと思っています」とコメント。本作に向けては「お客様がいらっしゃるからこそ(作品の面白さが)伝わると思うので、自分たちとお客様とでその日その日の『おかしな二人』を作っていけたら」と意気込みを述べ、観客に「コロナで窮屈だと思いますが、お客様も作品に参加する気持ちでお越しいただければ」とメッセージを送った。

なお「おかしな二人」では本編終了後、キャストたちが歌声を披露するスペシャルカーテンコールが予定されている。これについて花總は「カーテンコールも、お客様に“乗って”いただけると思います」と話し、「今回私が本当にすごくいいなと思うのが、舞台を楽しく終えられること。少人数のカンパニーですが、アットホームに明るく、前に向かっていけるようなラストになっています」とアピールした。

潤色・演出を宝塚歌劇団の原田諒が務める本公演には、大地と花總のほか、シルビア・グラブ、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長が出演する。公演は10月8日から25日まで東京・シアタークリエ、11月5日から8日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。なお東宝演劇部の公式YouTubeチャンネルでは、稽古の映像を公開中だ。

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「おかしな二人」

2020年10月8日(木)~25日(日)
東京都 シアタークリエ

2020年11月5日(木)~8日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

作:ニール・サイモン
潤色・演出:原田諒
出演:大地真央、花總まり / シルビア・グラブ、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長

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