8月29日22:00からNHK FMで放送されるラジオドラマ「FMシアター『仮想郵便局』」に、
NHK鹿児島放送局が制作する本作では、
脚本の詩森は「こんな時期にとても素晴らしいお仕事で、あとさき考えず引き受けてしまいましたが、こんな時期だからこそ、届ける価値のあるものにしなければと、一生懸命執筆しております」とコメント。鹿児島県出身の上白石は「ふるさとへの愛や、恋人への愛、家族への愛、職場の中での相手を思いやる気持ち、他人のことばを思いやる愛……いろんな愛でできた、とても優しくてあたたかい、考えさせられる作品です。ぜひお聴きください!」とメッセージを送っている。詩森と出演者たちのコメント全文は以下の通り。
詩森ろばコメント
仮想の郵便局、皆さまからのお手紙、そして鹿児島の地に在る特攻隊の歴史、という素晴らしいイマジネーション、そして主演の上白石萌音さんという大好きな女優さん。こんな時期にとても素晴らしいお仕事で、あとさき考えず引き受けてしまいましたが、こんな時期だからこそ、届ける価値のあるものにしなければと、一生懸命執筆しております。心に届くものになりますよう努めます。
上白石萌音コメント
地元・鹿児島が舞台の作品に出られることがすごく嬉しいですし、戦後75年という大切な年に、みんなで考えられるような作品になっていますので、ぜひたくさんの人に届いてほしいなと思います。ふるさとへの愛や、恋人への愛、家族への愛、職場の中での相手を思いやる気持ち、他人のことばを思いやる愛……いろんな愛でできた、とても優しくてあたたかい、考えさせられる作品です。ぜひお聴きください!
北村有起哉コメント
終戦75年目ということで、こんなことがあったんだなぁっていう題材で、僕自身知らなかったので、正直辛い気持ちになってしまって、ちゃんと立て直して朗読しないと流されちゃうくらい、感情が溢れてしまいました。でもこれを体現できる機会をいただいたことが、僕にとって本当に有難いことだなと思います。こういった作品にこれからも出会っていきたいなと思っています。どうぞお楽しみに!
富田靖子コメント
今回カヨという女性……というより、カヨさんという「思い」を伝えられたらと思っています。あの時自分は体験もしていないけれど、いろんな方がいろんな思いをして、いろんな言葉を飲み込んで……そんないろんなことを、この台本を読んで、演じてみて、萌音ちゃんの声を聴いて、忘れちゃいけないなって思いました。仮想郵便局、みなさんぜひぜひぜひ聴いてください!
柄本時生コメント
戦争に向かう方の役をやらせていただいたのですが、感覚が今の現代とはちょっと違うんじゃないのかなと思っています。そこを聞いていただけたら嬉しいです。本当に優しいお話なので、なんだか……泣けると思います。みなさんぜひ聴いていただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。
NHK FM「FMシアター『仮想郵便局』」
2020年8月29日(土)22:00~22:50
脚本:
出演:
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『ラジオの時間』編集部 @time_of_radio
「FMシアター『仮想郵便局』」はNHK FMで8月29日(土)22:00~22:50放送。ラジオを題材にしていて、「仮想郵便局」はラジオ番組名です。/詩森ろば脚本のラジオドラマ「仮想郵便局」上白石萌音がラジオパーソナリティに https://t.co/xRZlKFSpHA