岡田利規の新作、ドイツの演劇祭テアタートレッフェンの“注目すべき10作品”に選出

1

77

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 19 46
  • 12 シェア

ドイツ・ミュンヘンで上演された岡田利規の新作「The Vacuum Cleaner」が、ドイツの演劇祭テアタートレッフェンの“注目すべき10作品”に選出された。

「The Vacuum Cleaner」より。(Photo by Julian Baumann)

「The Vacuum Cleaner」より。(Photo by Julian Baumann)

大きなサイズで見る

毎年5月にドイツ・ベルリンで開催されるテアタートレッフェンは、ドイツ語圏内の“注目すべき10作品”を数人の審査員たちが選出し、上演する演劇祭。今回は56都市で行われた432公演の中から、本作に加え、トゥレット障害をテーマにしたリミニ・プロトコルの「Chinchilla Arschloch, waswas」や、スイスのチューリッヒ・シャウシュピールハウスによる「Der Mensch erscheint im Holozaen」などがラインナップされた。

岡田が作・演出を担当した「The Vacuum Cleaner」は、ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品として制作され、昨年12月に初演された作品。“ひきこもり”をテーマにした本作では、薄い壁の狭い家に住むある奇妙な家族の姿が、掃除機の視点を通して描かれる。

また3月21・22日には、ベルリン・シャウビューネ主催の演劇フェスティバル・FIND 2020で、岡田が脚本・演出を手がけた「プラータナー:憑依のポートレート」の公演が行われる。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全1件)

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

岡田利規の新作、ドイツの演劇祭テアタートレッフェンの“注目すべき10作品”に選出
https://t.co/iy1fkkTH3f https://t.co/RxA8K8mN0r

コメントを読む(1件)

関連記事

岡田利規のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 岡田利規 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします