ドイツの演劇祭テアタートレッフェンが、現地時間5月1日から9日まで演劇祭の公式サイトでオンライン開催される。
テアタートレッフェンは、ドイツ語圏内で上演された演目の中から、審査員が選出した“注目すべき10作品”を上演する演劇祭。本演劇祭は毎年5月にドイツ・ベルリンで開催されていたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの開催が決定した。
本企画では、選出された10作品のうち、6作品の舞台映像がそれぞれ24時間限定で無料配信される。日本時間5月1日27:00からヨハン・シモンズ演出のウィリアム・シェイクスピア作「ハムレット」、2日27:00からケイティ・ミッチェル演出のアリス・バーチ作「Anatomie eines Suizids」、3日27:00からアンタ・ヘレナ・レックがコンセプト・演出を手がける「Die Kraenkungen der Menschheit」、5日27:00からクラウディア・バウアー演出のテネシー・ウィリアムズ作「青春の甘き小鳥」、6日27:00からリミニ・プロトコル制作の「Chinchilla Arschloch, waswas」、そして8日27:00から
また、テアタートレッフェンは現在、新型コロナウイルスの影響で大きな被害を受けたアーティストたちを支援する寄付を呼びかけている。詳細は公式サイトのチケットページを確認しよう。
「Theatertreffen virtuell(テアタートレッフェン ヴァーチャル)」配信スケジュール
Schauspielhaus Bochum「ハムレット」
2020年5月1日(金)27:00~2日(土)26:59
作:ウィリアム・シェイクスピア
引用:ハイナー・ミュラー「ハムレットマシーン」
演出:ヨハン・シモンズ
Deutsches SchauSpielHaus Hamburg「Anatomie eines Suizids」
2020年5月2日(土)27:00~3日(日・祝)26:59
作:アリス・バーチ
演出:ケイティ・ミッチェル
「Die Kraenkungen der Menschheit」
2020年5月3日(日・祝)27:00~4日(月・祝)26:59
コンセプト・演出:アンタ・ヘレナ・レック
Schauspiel Leipzig「青春の甘き小鳥」
2020年5月5日(火・祝)27:00~6日(水・振休)26:59
作:テネシー・ウィリアムズ
演出:クラウディア・バウアー
リミニ・プロトコル「Chinchilla Arschloch, waswas」
2020年5月6日(水・振休)27:00~7日(木)26:59
コンセプト・テキスト・演出:ヘルガルド・ハウグ
Muenchner Kammerspiele「The Vacuum Cleaner」
2020年5月8日(金)27:00~9日(土)26:59
作・演出:
関連記事
岡田利規のほかの記事
リンク
木俣冬 @kamitonami
ドイツの演劇祭テアタートレッフェンがオンラインで開催、岡田利規の新作も配信 https://t.co/LxjPqmGs2o