愛と祈り詰まった、SPAC「少女と悪魔と風車小屋」開幕

2

60

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 10 27
  • 23 シェア

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」が、昨日1月18日に静岡・静岡芸術劇場で開幕した。

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma

大きなサイズで見る(全6件)

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma[拡大]

「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」は、グリム童話「手なしむすめ」をフランスのオリヴィエ・ピィが戯曲化した作品。SPAC版の上演は、2012年以来約8年ぶり3度目となり、今回も宮城聰が演出を手がける。

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」より。(c)Y.Inokuma[拡大]

2012年の公演に続き、少女役を演じる池田真紀子は開幕に際し、「この作品には、戯曲を書いたオリヴィエ・ピィの『愛』と、演出した宮城聰の『祈り』が詰まっています。私たち俳優の身体の向こう側に、それを観ていただけたらと思います」とコメントした。

上演時間は休憩なしの1時間30分。公演は2月2日まで。

池田真紀子コメント

この作品には、戯曲を書いたオリヴィエ・ピィの「愛」と、演出した宮城聰の「祈り」が詰まっています。私たち俳優の身体の向こう側に、それを観ていただけたらと思います。同じ時間を共有し、同じ音を聞いている、同じ空間にいるんだということを私たちと一緒に、観客の皆さんにも感じていただければ嬉しいです。ぜひ劇場に足をお運びください。

この記事の画像(全6件)

SPAC「グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~」

2020年1月18日(土)・19日(日)、25日(土)、2月1日(土)・2日(日)
静岡県 静岡芸術劇場

原作:グリム兄弟
作:オリヴィエ・ピィ
訳:西尾祥子、横山義志
演出:宮城聰
音楽監督:棚川寛子

出演:池田真紀子、森山冬子、鈴木真理子、武石守正、大内米治、貴島豪、大道無門優也、永井健二、宮城嶋遥加、若宮羊市

全文を表示

読者の反応

  • 2

駒止📝 @ousamakibunn

同じくこちらでSPAC『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』無料配信も駆け込みで見たけど、言語表現・身体表現・舞台美術が独特で美しかった。90分くらいで見やすい。なんだろう、あえて生っぽい表現を排してあって、小さい頃に見た影絵劇のような。https://t.co/If5fR7kz4v
https://t.co/X7DjqrToYy

コメントを読む(2件)

関連記事

SPACのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 SPAC / 宮城聰 / 横山義志 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします