三上市朗「今の私の最高到達点」、TAAC「だから、せめてもの、愛。」開幕

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TAAC「だから、せめてもの、愛。」が、昨日12月25日に東京・「劇」小劇場で開幕した。

TAAC「だから、せめてもの、愛。」より。(撮影:堀川高志)

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TAAC「だから、せめてもの、愛。」より。(撮影:堀川高志)

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TAAC「だから、せめてもの、愛。」より。(撮影:堀川高志)

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本作は、タカイアキフミが昨年大阪で立ち上げたユニット・TAACにとって、東京進出後初となる作品。劇中では、余命半年と宣告されながらも生き延びる父と、その家族の物語が描かれる。父役には三上市朗、母役には美津乃あわ、長男役には須貝英がキャスティングされた。

上演に向けて三上は「私の全身全霊をかけて望みます。今の私の最高到達点である事に間違いないでしょう! とくとご覧あれ!」と気合い十分な様子を見せ、この半年間“家族”とは何か考え続けていたと語るタカイは「ゲネプロが終わった今もまだ『家族』についてを自分自身に問うている訳ですが、【消えることのないもの】なのだと思っています。それが、希望でもあり、絶望でもあると思うのですが、今作を観たお客様にとって希望になれば嬉しい限りです」とコメントしている。上演時間は約2時間で、公演は12月30日まで。

三上市朗コメント

TAAC「だから、せめてもの、愛。」より。(撮影:堀川高志)

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今年の春でした。タカイ君から会いたいと連絡をもらったのは。「こんな話を三上さんでやりたいんです!」この「余命モノ」の話を聞いて私でいいのか、と思いました。そこからあっという間に初日を迎える事になりました。私の全身全霊をかけて望みます。今の私の最高到達点である事に間違いないでしょう! とくとご覧あれ!

タカイアキフミコメント

TAAC「だから、せめてもの、愛。」より。(撮影:堀川高志)

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「家族」とは何か。答えのない問いを考え続けた半年間でした。脚本を書くとき僕なりの「家族」を考えて、稽古が始まってカンパニー各々の「家族」を共有しあって、生まれたのが今作です。ゲネプロが終わった今もまだ「家族」についてを自分自身に問うている訳ですが、【消えることのないもの】なのだと思っています。それが、希望でもあり、絶望でもあると思うのですが、今作を観たお客様にとって希望になれば嬉しい限りです。

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TAAC「だから、せめてもの、愛。」

2019年12月25日(水)~30日(月)
東京都 「劇」小劇場

作・演出:タカイアキフミ
出演:三上市朗美津乃あわ須貝英加藤ひろたか橋爪未萠里用松亮、森崎健康、大塚由祈子

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