“実験という名前のフェスティバル”で最後の公演、コヘスタニ「Hearing」

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アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」が、10月24・25日に京都・京都府立府民ホール“アルティ”で上演された。

アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)

アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)

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アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)

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アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)

アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)[拡大]

本作の舞台は、イラン・テヘランにある男子禁制の女子寮。ある大みそかの夜、サマネはネダの部屋から男の声を聞いてしまう。数日後、寮の監督生のもとに、ネダの部屋から聞こえた“声”を密告する手紙が届き……。その声の主は本当にネダの部屋にいたのか? 疑惑を巡る物語が、映像を駆使した演出により立ち上がった。

アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)

アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」より。(撮影:前谷開)[拡大]

作・演出・舞台美術を手がけたイラン出身のアミール・レザ・コヘスタニは、「おそらく今回のKYOTO EXPERIMENTでの公演が最後になります」とコメント。「『Experiment(実験)』という名前のフェスティバルで公演を終えることは、腑に落ちた感じがします」と述べると共に、「ゴーストシーンの演出は、日本の伝統的な演劇の『幽霊』の登場の仕方を参考にしているので、改めて良かったと思うことができました」と語った。

本作は「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」の公式プログラムの1つ。フェスティバルは明日10月27日まで行われる。

アミール・レザ・コヘスタニ コメント

2015年の8月以来、「Hearing」は今日で100回目の上演を迎え、おそらく今回のKYOTO EXPERIMENTでの公演が最後になります。
「Experiment(実験)」という名前のフェスティバルで公演を終えることは、腑に落ちた感じがします。
「Hearing」という作品は、上演するすべての会場で、仕込みの日に挑戦と重要な判断をするべき作品。
ゴーストシーンの演出は、日本の伝統的な演劇の「幽霊」の登場の仕方を参考にしているので、改めて良かったと思うことができました。

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アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」

2019年10月24日(木)・25日(金)
京都府 京都府立府民ホール“アルティ”

作・演出・舞台美術:アミール・レザ・コヘスタニ
出演:モナ・アフマディ、アイナーズ・アザルフッシュ、エルハム・コルダ、マヒン・サデリ

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」

2019年10月5日(土)~27日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール“アルティ”、Theatre E9 Kyoto ほか

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【公演レポート】“実験という名前のフェスティバル”で最後の公演、コヘスタニ「Hearing」(コメントあり)
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